最近では被写体の自動追随やジェスチャーによる遠隔操作など、多彩な機能を備えた高性能ジンバルも続々と登場しています。 たとえば、2月にリリースされたDJI「Osmo Mobile 7シリーズ」(1万3310円〜)もそのひとつ。
中でも上位モデルの「Osmo Mobile 7P」(1万8480円)は、撮影の自由度を大きく広げる多機能モジュールを標準で同梱したフラッグシップモデル。 スポーツなど動きの多いシーンや、ソロ撮影が多い人には特におすすめです。
▲「Osmo Mobile 7P」
DJI「Osmo Mobile 7シリーズ」は、スマホを使った動画・静止画撮影をより快適に楽しめるよう開発されたOsmo Mobileシリーズの新製品。約2年半ぶりの登場となります。
▲「Osmo Mobile 7P」
シリーズは大きく分けて、新開発の多機能モジュールを標準付属し、延長ロッドを内蔵する上位モデル「Osmo Mobile 7P」と、延長ロッドを内蔵しないスタンダードモデル「Osmo Mobile 7」(1万3310円)の2モデルに加え、各種オプションで構成されています。
▲「Osmo Mobile 7」
本体重量は、よりシンプルな構成の「Osmo Mobile 7」が約300g(ジンバル+スマホ取付用クランプ)。前モデル「Osmo Mobile 6」(同構成:約330g)と比較すると、約10%の軽量化が図られています。
展開時のサイズは前モデルと大きく変わりませんが、新モデルはいずれも本体に折りたたみ式の三脚を内蔵しているのが大きなポイント。オプションなしでカメラを固定できる手軽さは、ひとりで撮影する機会が多い人にとって大きなメリットです。
さらに、バッテリー容量は前モデルの1000mAhから3350mAhへと大幅アップし、最大10時間の長時間駆動を実現しています。
▲「Osmo Mobile 7P」
機能面で特に注目したいのが、新開発の多機能モジュール。 これは前述の通り「Osmo Mobile 7P」に標準付属する外付けアクセサリーで、クランプに装着して使用します。
“ActiveTrack 7.0”をはじめ、複数の機能をジンバルに追加できるスグレモノです。
撮りたい被写体を自動でトラッキングし、動きに追随して撮影できる“ActiveTrack”機能は、従来モデルにも搭載されていました。しかし、前モデルではこの機能がDJI提供の専用アプリでしか使用できませんでした。
最新バージョンの“ActiveTrack 7.0”では、スマホの純正カメラアプリやサードパーティ製アプリでも被写体の自動トラッキングが可能に。さらに、ジェスチャーによる遠隔操作にも対応し、追尾対象の切り替えも直感的に行えるようになりました。
この多機能モジュールには、薄暮や薄曇りの天候下での撮影に役立つ補助照明機能に加え、同社製マイクトランスミッター「DJI Mic Mini」(7700円)に対応するマイク受信機機能も内蔵。
補助照明やマイク音声の受信をこれひとつで賄えるため、シンプルな機材構成で撮影したいクリエイターにとっては、大きな進化といえるでしょう。
▲「トラッキングキット」
なお、多機能モジュールは別売りの「トラッキングキット」(6600円)を購入すれば、「Osmo Mobile 7」に後付け可能。ただし、「Osmo Mobile 6」などの旧モデルには対応していません。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/661468/
- Source:&GP
- Author:&GP
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