ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門【カレー編】

【ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門 カレー編】

年も明け、何かに挑戦する絶好のタイミング到来! そこでオススメなのが新たな趣味の開拓である。必要な道具を揃えて、知識を吸収し、実践することで新たな楽しみとともに広がる世界。ハマれば抜けられなくなること必至。どこまでも広く深い“趣味沼”がアナタを待っている…。

*  *  *

料理下手でも作れる料理といえばカレーライスで間違いないが、大人の趣味としてのカレー作りはまた別物。

「スパイスを油で炒めるところから始めるのですが、失敗すると普通にマズイものができあがるので油断できません(笑)」

そう語る安部さんがハマったキッカケは10年前。とある店で食べたカレーの味に感激し、自分でも作ってみるべく一念発起。ネットで調べた情報を頼りにカレー作りの研究を重ねた。

「最初はその店の味を真似て、勘で作っていたんですが、気付いたらオリジナルの味に。そもそもベースの作り方って何を参考しても大体一緒。玉ねぎとホールトマトとヨーグルトにスパイスと具材という構成なので、決して難しくはありません」

事実、当初の安部さんは料理経験もほぼゼロ。それでも好きが高じて、この春には三軒茶屋でカレー屋をオープンさせる。

「初期投資は1万円もあれば十分。道具は家にあるものを使えばいいし、スパイスは基本の4種類、具材は玉ねぎと鶏肉、米があればOK。なにより技術はいりません。基本的の工程をしっかり守れば確実に美味しくなります。そこからどの方向に凝っていくかはアナタ次第。とりあえず、作ってみましょう!」

LATENCY アパレルディレクター 安部健太さん
川谷絵音がアートディレクターとして指揮をとるブランド「レーテンシー」のディレクターのほか、複数のアパレルブランドのディレクターを務める。今春には三軒茶屋にカレー店をオープン予定

<調理する>

■カレー

コロナ禍のおうち時間の増加により、趣味とする人が一気に増えた「カレー」作り。素人が手を出すのは大変そうに思えるが、意外にハードルは低く、料理下手でも楽しめるそう。

▼カツカレー

▼グリーンカレー

▼チキンカレー

▼牡蠣カレー

得意技はチキンカレー。骨つき肉を使うとよりダシが出て味わい深くなるそう。その上にカツを載せればカツカレーだ。グリーンカレーやたまに魚介系が食べたくなったらムール貝や牡蠣を入れたりも。ごはんはターメリックと炊いた日本米がスタンダード。

<カレー作りに関するアレやコレ>

■スパイス

これは所有しているスパイスのほんの一部。主に使うのはカルダモン、コリアンダー、クミン、クローブの4種類。調理時はこれらのホールスパイスを油に入れて香りを出す。また、潰してパウダー状にして使用する場合もある。

■手持ち鍋&レードル

スパイスの追加や辛さの調整の際に使うのが手持ち鍋とレードル(おたま)。鶏肉などの具は大鍋で煮込みすぎると崩れてしまうため、食べる際は手持ち鍋に人数分を移し替えて加熱する。どちらも業務用ではなく家庭用だ。

■オリジナルで作ったアルミ平皿&グラス

盛るだけでカレーが美味そうに見えるアルミ皿は、中央のオリジナルロゴに注目。この世にひとつしか存在しない非売品だ。イラストが描かれたコップは、間借りカレー屋時代のコラボアイテムで、瓶ビールとセットで愛用。

■オリジナルで作ったウェア

Tシャツは同じくカレー好きで料理が特技のアーティスト、休日課長氏とコラボして販売したもので今も購入可能。オンブレチェック柄のシャツは、背面に“世の中のカレーブームに対するシニカルなメッセージ”入り。

>> 特集【ハマればそこはディープな世界。今年初めたい“趣味沼”入門】

※2025年2月6日発売「GoodsPress」3月号106-107ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/NOHOHON PRODUCTION 写真/大村聡志>

 

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