Apple、パーソナルコンテクストを理解するSiriに関する記述を公式サイトから削除

Appleは、一部のSiri機能の導入が遅れていることを受け、公式サイトの記述を変更したことが明らかになりました。先日、AppleはこのSiri機能に関する動画広告を非公開としたばかりですが、今回の変更は本格的な導入の遅延を示唆していると考えられます。

削除されたSiri新機能の説明とは?

Siriに関する記述が削除されたのは、AppleのiOS18のランディングページです。

以前は以下のように記載されていました(※日本版では現在もこのままです)。

新しいSiriの幕開けです。
言語を一段と豊かに理解したり、パーソナルコンテクストを認識したり。Siriがこれまで以上に万能で便利になります。

それが現在、次のように変更されています。

新しいSiriの幕開けです。
より豊かな言語理解と、あなたのデバイスに関する幅広い製品知識で、Siriはこれまで以上に役立ちます。

これまであった「パーソナルコンテクストを認識」という表現が、そっくりそのまま削除されています。

Siriの動画広告も非公開に

Appleは2024年秋のイベントにあわせて、新しくなったSiriの動画広告シリーズを公開しました。

しかし、パーソナルコンテクスト認識機能の導入が遅れることを受け、そのうちの1本が非公開に設定され、現在は視聴できなくなっています。

パーソナルコンテクスト認識とは?

Siriのパーソナルコンテクスト認識とは、「以前○○というカフェで○月に会った人の名前を教えて」といった、カレンダーなどの予定を把握していなければ答えられないような質問にも対応できる機能です。

この機能の導入は2025年以降になるとも言われており、iPhone18での実現が示唆されているという見方もあります。

Source: MacRumors

Photo: Apple


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