外出先でも広い画面で効率よく仕事をこなしたい…。そんな願いを叶えてくれるのが、どこでも持ち運んで手軽に使えるモバイルディスプレイ。
以前は手持ちのノートPCとサイズを揃えて画面を拡張する使い方が主流でしたが、働き方の多様化とともにユーザーのニーズも大きく変化。ここ数年は「手狭なワーキングスペースでも大きなモニターを使いたい」「スマホやタブレットの画面を大きなモニターに出力したい」などの要望に応える、大型サイズのモバイルディスプレイも増えてきました。
例えば、この春LGエレクトロニクスから登場の「LG gram +view 17」(実勢価格:5万9800円前後)もそのひとつ。広々17インチの大型画面を軽くスマートに持ち運べるってかなりイイ!
4月3日より発売中の「LG gram +view 17」は、LGエレクトロニクスが展開する軽量モバイルノートブランド・LG gramより登場したモバイルディスプレイ。LG gramと一緒に持ち運んで使うことを想定したモバイルモニター「LG gram +view」としては昨年発売の16インチに続く新製品です。
まず本体サイズは380×265mmで厚さはわずか8.9mm。アスペクト比は16:10で解像度はWQXGA(2560×1600)、高精細な描画で大画面ならではの強みを存分に活かせます。そして驚くのが本体重量。このサイズとなると1kgを超えるモバイルディスプレイも少なくない中、本製品の重量はなんと1kgを遥かに下回る780g。大きなモニターを軽々持ち運べるって、外出がちな人にはかなり嬉しいはず。
というか、そもそもの話、画面サイズが17インチを超えるノートPCとなると外に持ち出しての利用を想定していないモデルも多く、本体重量だけで2.5kg前後、ハイスペックなゲーミングPCともなれば3kg超も珍しくない世界。だったら手持ちの13インチ・15インチPCにこのディスプレイを追加して持ち歩いた方が、いっそスマートかもしれません。
ちなみにこのLG gramの最新17インチPC「17Z90RU-GA55J」と「LG gram +view 17」を組み合わせた場合、2台の合計重量は2130g。17インチ2画面分の広々デスクトップを、一般的な17インチPC1台分を下回る軽さで持ち運べるって最高すぎる!
液晶パネルは視野角が広く色再現性に優れたIPS方式で、反射や映り込みを抑えたアンチグレア仕様だから明るい屋外でも視界はすっきり。DCI-P3カバー率99%の広色域は、正確な色編集を必要とするクリエイターの作業にも最適です。
さらに本体背面に付属のキックスタンドはタテ・ヨコどちらの向きで置くことも可能。置き方を変えるとディスプレイ表示も自動で切り替えるオートピポット機能も搭載しているので、使用するシーンに応じて自由に使い分けられる点も便利です。
入力用インターフェイスにはUSB Type-Cとmini HDMIを採用しており、デバイスとはケーブル1本ですっきり接続。特にUSB Type-Cは、最大入力65W/出力45WのUSB PDに対応するポートを2基搭載、またパススルー充電にも対応しているため、電源につなげば「LG gram +view 17」に給電しながら、同時にPC本体内蔵のバッテリーも充電することが可能です。
日常的に持ち歩いても苦にならない軽さは、出張先やコワーキングスペースで作業する機会の多い人、フリーアドレス環境で働く人、デザインや動画・音楽編集などクリエイティブな分野で活躍する人などには特におすすめ。自宅のワークスペースが手狭で、大きなディスプレイを常時設置するのはちょっと難しい、という人にもよさそうです。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/670118/
- Source:&GP
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