価格以上に高性能な新モデルが続々!ハイコスパがキーワードな春の最新「スマホ」5選【“旬モノ”BEST BUY大捜査】

【“旬モノ”BEST BUY大捜査】

各ブランドが最新のAI機能やカメラ機能でしのぎを削る昨今だが、ユーザー視点での評価に直結するのは「お得さ」を感じられるかどうかだ。ここでは今春の注目機種をチェックしよう。

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コスパの概念は難しい。ことスマホに関しては、「高いが性能を考えればお買い得」という機種があれば、「機能と価格のバランスが良い」という製品や「とにかく安い割には使用に耐えられる」というタイプまである。ただ、今シーズンに登場した新製品に限って言えば、「高いけどお買い得」なモデルが多い印象だ。

象徴的な1台はアップルが3月に投入した「iPhone 16e」である。一括10万円弱の価格は従来のSEシリーズと比べて高騰した感もあるが、冷静にストレージの底上げやバッテリー持ちの向上などを確認すると納得感が伴う。ほかにはシャオミの「Xiaomi 15 Ultra」も高額だがグローバルの相場より6万円安く販売しているなど日本市場への本気度が透けて見える1台だ。

そして「Galaxy S25」や「OPPO Find X8」など10万円台前半ながらもフラッグシップ並みの性能を備える機種など選択肢が多い。モトローラの「moto g05」のように安くて気になる機種は貴重な存在だ。

ITライター 井上 晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に最新ガジェットやITサービスなど取材。Webメディアや雑誌に記事を寄稿する。最近はスマホのAI機能を検証する日々を送る

1. 一括購入でも10万円弱で買える高コスパなiPhone

Apple
「iPhone 16e」(9万9800円~)

ストレージの最小容量が128GBに増え、バッテリー持ちも改善されているのでハマる層のユーザーにはメリットも大きいです

今年2月末に登場した6.1型の廉価モデル。背面カメラは単眼だが48MPで解像度を落とさずに2倍の望遠撮影も可能だ。左側面にはアクションボタンも備える。

▲充電端子にはUSB Type-Cを採用。MagSafeには非対応だが7.5Wのワイヤレス充電は可能だ

▲廉価機でありながらもA18チップ搭載で「Apple Intelligence」に対応

▲ディスプレイは上部にノッチがあり、iPhnoe 14世代と同じデザイン。HDR表示時のピーク輝度は1200ニト

2. AIを試したくなる洗練されたスマホ

Samsung
「Galaxy S25」(12万9000円~)

シンプルにこの価格で望遠カメラが使えるのはお得。またAIが補助してくれる「AI エージェント」の現在地を体感できる1台としても魅力です

2月に発売されたSamsung Galaxyの最新モデルで約10年ぶりにソフトバンクが取り扱うことも話題に。本体デザインも仕様の多くも従来世代から大きな変化はないものの「AIセレクト」や「Now Brief」といった機能へ新対応。

▲SoC(システムオンチップ)にはSnapdragon 8 Elite for Galaxyを搭載。メモリは12GBを備える

▲「Now Brief」機能ではその日の天気やスケジュール、興味がありそうなニュースなどが整理される

3. 日本でグッと安く展開する最強カメラスマホ

Xiaomi
「Xiaomi 15 Ultra」(17万9800円~)

昨年話題をさらったカメラスマホの最新機。高額な製品ですが、グローバル版が約24万円であること踏まえると国内版はかなりお得

6.73型の旗艦モデル。ライカと共同開発したクアッドカメラを搭載し、メインカメラには1インチセンサーを採用、光学4.3倍の望遠カメラにも1/1.4インチ大型センサーを搭載する。FeliCaは非搭載。

▲4K 120fps撮影からのスローモーションや、4K 60fpsでのDolby Vision撮影などにも対応

▲前世代からCPUを45%、GPUを44%向上させた「Snapdragon 8 Elite」を搭載する

▲4月15日まで本体を購入し、4月22日までに応募すると「Xiaomi 15 Ultra Photography Kit LegendEdition」がもらえる

4. ハッセルブラッドコラボのスリムなカメラスマホ

OPPO
「OPPO Find X8」(13万9800円)

フラッグシップならではの多彩なAI写真編集機能を搭載。テキスト生成系のAI機能も2025年3月以降に日本語にも対応予定とされています

ハッセルブラッドと共同開発したカメラを搭載するハイエンドモデル。背面カメラは広角+超広角+望遠(光学3倍)の3眼で、解像度は5000万画素で統一されている。FeliCaは非搭載。

▲P69・68の防水防じん性能や米国国防総省が定めるMIL規格に準拠した耐衝撃性能を備える

▲CPUにはMediaTek最新のDimensity 9400を搭載。メモリには16GB、ストレージには512GBを備える

5. 予備スマホに魅力的な2万円のお手ごろスマホ

モトローラ
「moto g05」(2万800円)

約2万円でありながら、5000万画素カメラやステレオスピーカーなどポイントを押さえた仕様が◎。Web検索や動画視聴が主用途ならアリだ

6.7型のエントリー機でプロセッサには「MediaTek Helio G81 Extreme」を搭載。メモリはストレージの仮想メモリ化で24GBまで拡張可能だ。ストレージは128GBでmicroSDもサポート。

▲背面のメインカメラは5000万画素。ポートレートや暗いシーンに対応する撮影機能も備える

▲「フレッシュラベンダー」と「ミスティブルー」の2色展開。背面は上質な素材で作られた高級感のあるデザイン仕上げだ

■タブレットの雄「新型iPad&iPad Air」は買い!?

3月に、Appleが「iPad Air(M3)」と「iPad(A16)」を発売。最小構成の価格は据え置きのままチップセットを刷新し、性能を底上げした。Airに関してはMagic Keyboardの改良もトピックだ。

>> 特集【“旬モノ”BEST BUY大捜査】

※2025年4月4日発売「GoodsPress」5月号20-21ページの記事をもとに構成しています

<文/井上 晃>

 

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