驚きのコスパと技術力!“ガチ買い”「スマートフォン」6選【傑作コスパ大本命モノ】

【傑作コスパ大本命モノ】

スマホはどんどん進化している。しかし意味なく上位機種を選んでもオーバースペックになりがちだ。10万円未満から購入できるミッドレンジモデルこそ身の丈にあったコストパフォーマンスの高い選択になるだろう。

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今年のスマホ市場はミッドレンジが大激戦だ。従来の「SE」シリーズから刷新を図る「iPhone 16e」を筆頭に、象徴的なカメラバーを廃止して外観を一新した「Google Pixel 9a」や、OSアップデートを7世代保証した「Galaxy S24FE」などが大きな魅力を放つ。

比較的手頃な価格でありつつ必要十分な仕様を備え長く使うことができ、流行りの生成AI活用機能も標準搭載する――という3拍子が揃った主力機種だと言える。

ここを追いかけるのがシャープの「AQUOS sense9」やシャオミのサブブランドにおけるフラグシップの「POCO F7 Ultra」などだ。前者は生成AI活用機能が競合と比べて限定的なこと、後者はブランドの知名度がまだ低いことがネックではあるがどちらも完成度が高く魅力的な機種である。

一方、より安価な選択肢としては「OPPO A3 5G」も認識しておきたい。高い耐久性やキッズモードなどを備え、家族用の端末候補になり得るだろう。

ITライター 井上 晃
スマートフォンやスマートウォッチを軸に新製品やサービスを取材。雑誌やWebメディアに寄稿する。私用のミッドレンジスマホとしては昨年に「Pixel 8a」を購入した

1. カメラバーがなくなってスッキリ

Google
「Google Pixel 9a」(7万9900円~)

新しいフラットなデザインは万人受けしそう。「一緒に写る」機能の撮影が楽しいほか、前世代同様の7年間のOS更新も魅力です

4月に発売された「Pixel A」シリーズの最新世代で、SoCには上位機種と同じGoogle TensorG4を搭載。画面は6.3型、背面カメラはメイン(48MP)+超広角(13MP)の2眼構成。

2. 必要十分な仕様で手頃なiPhone

Apple
「iPhone 16e」(9万9800円~)

「iPhone 16」ファミリーの中では最も買いやすい価格帯。「SE(第3世代)」と比べバッテリー持ちが大幅に伸び、最小容量も128GBになりました

「SE(第3世代)」と置き換わるように2月に発売された廉価モデル。画面は6.1型でノッチ(上部の切り込み)あり。背面カメラはメイン(48MP)のみだが、2倍望遠に対応する。

▲端子はUSB Type-Cに。バッテリー持ちはビデオ再生(ストリーミング)で最大21時間

3. 上位機種並みのディスプレイを搭載

シャープ
「AQUOS sense9」(RAM6GB/ROM128GB:6万940円、RAM8GB/ROM256GB:6万7980円)

メインカメラに1/1.55インチの大型センサーを備え、スピーカーがステレオになり動画視聴も楽しみやすくなったことに注目

24年11月に発売されたミッドレンジ機。1~120Hzの可変リフレッシュレートやピーク輝度2000ニトに対応するディスプレイを搭載し、MIL規格準拠の耐衝撃性能も備える。

▲miyake designが監修したデザインに刷新。自由曲線を用いた柔らかい雰囲気が特徴だ

4. 知る人ぞ知る今季のコスパモデル

シャオミ・ジャパン
「POCO F7 Ultra」(12GB/256GB:9万9980円、16GB/512GB:10万9800円)

メインブランドでも最上位機が搭載するようなSoCである「Snapdragon 8 Elite」を採用しつつ10万円弱という価格帯は魅力

サブブランドの「POCO」で展開される旗艦機。6.67型画面を備え、背面カメラはメイン(50MP)+望遠(50MP)+超広角(32MP)。IP68の防水防じん性能も備える。

▲ゲームプレイ時のグラフィック性能を効率化する専用チップ「VisionBoost D7」も搭載

5. サポートの長期化を見逃すなかれ

Samsung
「Galaxy S24 FE」(オンラインショップ価格:7万9800円~)

「フラグシップエントリー」を謳う手頃さで生成 AI機能も充実。7世代のOS更新をサポートするなど長期運用を想定してもコスパ良し

24年12月に発売。6.7型画面を備え、チップセットにはハイエンド向けのExynos 2400eを搭載。背面カメラはメイン(50MP)+望遠(8MP)+超広角(12MP)の3眼だ。

6. 4年使える安いスマホが欲しいなら

OPPO
「OPPO A3 5G」(オンラインショップ価格:3万2800円)

一括でも購入しやすいエントリーモデルとして注目。家族とのLINEや通話、Webの検索などができれば十分という人ならアリかも

24年12月発売の6.7型モデル。MIL規格準拠の耐衝撃性を備え、使用時間などを制限できる「キッズモード」やアイコンを大きくする「シンプルモード」も選択可能だ。FeliCa対応。

▲画面輝度は通常850ニト、最大1000ニトに進化。動画視聴時間の目安は約16時間だ

>> 特集【傑作コスパ大本命モノ】

※2025年5月7日発売「GoodsPress」6月号20-21ページの記事をもとに構成しています

<監修・文/井上 晃>

 

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