1億画素×ロングフライト。DJIの「Mavic 4 Pro」で空撮はここまで進化した

ドローン業界をリードするDJI(ディー・ジェイ・アイ)から、空撮の新たな可能性を切り開くフラッグシップモデル「DJI Mavic 4 Pro」シリーズ(27万7200円〜)が登場しました。

最大51分という圧巻の飛行時間に加え、最大15kmの長距離伝送に対応した10-bit HDR映像のリアルタイム伝送も可能。まさに、DJIの最新フラッグシップにふさわしいハイスペックな一台です。

本体には、3眼カメラシステムを搭載。焦点距離28mm(35mm判換算)の「4/3型CMOS Hasselbladメインカメラ」には、新開発の1億画素センサーを採用しており、優れた色再現性を実現する「Hasselblad ナチュラルカラーソリューション」にも対応しています。

さらに、f/2.0〜f/11の広い絞り値により、暗所でもノイズを抑えた映像撮影が可能。ドローンの常識を超えるような描写力で、さまざまな風景を鮮明に記録します。

焦点距離70mmの“中望遠カメラ”には、48MPの1/1.3インチセンサーを搭載。絞り値はf/2.8となっており、被写体を際立たせる圧縮効果のある視点を生み出します。

ダイナミックなポートレート撮影はもちろん、被写体の周囲を旋回するようなオービット撮影での車両映像などにも最適です。

焦点距離168mmの“望遠カメラ”には、50MPの1/1.5インチセンサーを搭載し、絞り値はf/2.8。望遠撮影に最適化されたジンバルアルゴリズムにより、長距離の空撮でも高い画質を維持します。

被写体フォーカス機能を活用すれば、印象的なクローズアップ映像も自在に撮影可能です。

なお、3つのカメラはいずれも4K/60fpsのHDR動画撮影に対応。その中でも、Hasselbladメインカメラはさらに強化されており、6K/60fpsのHDR動画に加え、最大15.5ストップのダイナミックレンジを実現しています。

そして、注目したいのが360°回転するインフィニティジンバル。重力を無視したかのような印象的なシーンが撮影できます。

また、70°上向きのアングルによって、自然の地形や建造物をよりダイナミックに映し出します。

撮影機能では、トラッキング性能が強化された“ActiveTrack 360°”を搭載。夕暮れ時などの暗いシーンでも被写体をしっかり追従し、たとえ半分が茂みに隠れていても、あるいは橋の上にいても、フォーカスをキープします。

さらに、200m先の車両も検知可能で、進行方向を把握しながらの撮影にも対応します。

飛行性能においては、6つの高性能かつ低照度対応の魚眼センサーと、高解像度の環境認識を実現するデュアルプロセッサーを搭載。

0.1ルクスという低照度下でも、最大18m/sの速度で全方向の障害物を検知・回避することが可能です。

また、リアルタイムビジョンポジショニングとマップ構築技術により、十分な明るさがある環境では飛行経路を自動で記録。GPS信号が届かない場所でも、安全に帰還できる設計となっており、安心感も備えています。

ラインナップは、内蔵ストレージ容量の異なる64GBモデルと512GBモデルの2種類を展開しています。

>> DJI

<文/&GP>

 

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