効率革命はキッチンから! QOLが向上するタイパ調理家電4選【買って得モノ&夏のトレンド調査】

【買って得モノ&夏のトレンド調査】

時間効率を意味する「タイパ(タイムパフォーマンス)」が話題だが、同時にそれを実現する家電も人気に。ビックカメラでは調理時間を短縮してくれる「タイパ調理家電」が注目されている。これらを活用してQOLを高めていきたい。

*  *  *

時間効率を高めて余った時間を自分のやりたいことに充てるのが“タイパ”の神髄。

「タイパを実現する家電はいろいろとありますが調理に関するものも人気ですね」とビックカメラの角中祐介さんは売り場の状況を解説する。

ただ単に調理時間を圧縮するだけではなく、圧縮した後に思う存分食事も楽しめるのが人気の理由かもしれない。

「売れ筋なのはほったらかしで料理ができ上がるタイプのもの。シャープの『ヘルシオ ホットクック』はもはや定番ですがMUKの『レンジメート プロ』も面白い商品です。魚に香ばしい焼き目が付くなどレンジ調理とは思えないクオリティが魅力的です」

家電ライターの田中真紀子さんはタイパ調理家電人気を次のように分析する。

「世代にかかわらず健康維持のためには栄養ある食事が大切であることを認識しているからだと思います。また、忙しいけど手料理は食べたいというニーズに応えるようにQOLが上がる家電が増えているのかもしれませんね」

ビックカメラ有楽町店 生活家電
コーナー販売員
角中祐介さん
2017年の入社以来、家電コーナー一筋、8年目のベテラン販売員。これまでエアコン、大型家電、調理家電に担当し、暮らしをトータルで提案する

1. 火を使わず本格調理! 豆腐も作れる自動調理ポット

レコルト
「自動調理ポット」(1万3200円)※5月下旬のビックカメラ価格

食材を入れてスイッチを押せばスープからパスタソースまで簡単に作れる、まさにタイパのための家電ですね!(角中さん)

5種類の調理モードを搭載し、なかでも「PATAGE&PASTE」モードでは材料を細かく刻み、高温で煮込みながらかき混ぜるため手間のかかるエビのビスクも約30分で仕上がる。

▲直径が約12cmというスリムサイズながら約4人分のスープが作れる約600mlの大容量を誇る

▲大豆から豆乳を作るモードも搭載。豆乳をこした後はおからもできる

<ロングセラー>

2. スマホ連携&簡単お手入れetc. タイパ家電の決定版!

シャープ
「ヘルシオ ホットクック KN-HW24H」(6万9770円)※5月下旬のビックカメラ価格)

タイパ家電といえば「ホットクック」。煮物からカレー、煮込み料理までこれに任せておけば安心です!(角中さん)

水なしでも自動調理で素材のおいしさを引き出す「ヘルシオ ホットクック」の2.4Lタイプ。スマホでレシピ検索や献立提案もできるなど手軽においしい料理が作れる。

▲調理の後のお手入れも簡単。調理もお手入れも時短でできるので忙しい毎日をサポートしてくれる

<タイパ最高>

3. 電子レンジでグリル料理をプロの味を即実現!

MUK
「レンジメート プロ」(1万1000円)※5月下旬のビックカメラ価格

レンジ1台で焼き魚やハンバーグなど焼き物から煮物、蒸し物までお任せ! さらにお手入れもラクラクです(角中さん)

レンジ調理の概念を覆す驚きの時短アイテム。食材を入れてレンチンするだけで香ばしい焼き魚やふっくらした蒸し料理、トロトロの煮込み料理などの本格料理が味わえる。

▲本体内部のプレートが発熱することで香ばしい焼き目が付くので肉や魚などのグリル調理も手軽においしく!

4. 焼く、煮る、炊くが自由自在! 多彩な調理で食卓を豊かに

レコルト
「ハイスチームエアーオーブン」(2万9700円)※5月下旬のビックカメラ価格

高温スチームと熱風のコンボで簡単にハイクオリティな料理ができます。絶品の焼豚も自宅で味わえる!(角中さん)

高温スチームのみ、熱風のみ、またはその両方と素材によって調理方法が選べる。油を使わなくても外はカリッと中はジューシーという食材本来のうまみを引き出せる。

▲オーブン調理以外にも煮る、炊く、ゆでるを可能にするインナーポットが付属し、調理の幅も広い

■識者イチオシの最新モデル

パナソニック
「コンパクトベーカリー SD-CB1」(2万1780円)

ホームベーカリーは焼きたてが1番おいしいので、その都度焼くのがベストという発想に納得です(田中さん)

A4サイズの省スペース設計ながらプロに学んだ「3D匠ねり」でふっくらパンが完成。さらに予約機能を使えば目覚めと同時に香ばしいパンが毎朝堪能できる。

シロカ
「ヒーター機能付きブレンダー おうちシェフ BLENDER」(1万7820円)

手間がかかるとろとろポタージュがほったらかしで完成! 発酵調理もできるなどシロカが培ってきた知見が詰め込まれています(田中さん)

800Wのヒーターを内蔵し、メニューに合わせて自動で温度を調整。スープなどの温かいメニューは90度以上にしっかり加熱して調理する。また独自の断熱構造により、スムージーなどの冷たいメニューは冷たいままに仕上げられる。

家電ライター
田中真紀子さん

 

 

 

>> 特集【買って得モノ&夏のトレンド調査】

※2025年6月6日発売「GoodsPress」7月号34-35ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/今 雄飛(ミラソル・デポルテ) 監修/ビックカメラ有楽町店 生活家電コーナー販売員 角中祐介 取材協力/田中真紀子(家電ライター)>

 

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