2010年にベルギーにて設立し、“Renaissance(ルネッサンス)”と“Essence(エッセンス)”を掛け合わせた名前の通り、高い美意識とイノベーションを融合させたウォッチメゾン、レッセンス。時・分・秒をそれぞれ独立したディスクによって表現するユニークなROCS機構やオイル封入がもたらす確かな視認性などほかに類を見ないアヴァンギャルドなタイムピースを世に送り出している気鋭のブランドです。
そんなレッセンスからこの夏リリースされるのは、まるで現代アートのようなダイヤルを持つ2つの新作「Type 8 DE1/DE2」(各365万7500円)。近未来的なフェイスデザインをポップなカラーが彩る華やかなタイムピースはそれぞれ世界限定40本。この8月より登場します。
設立以来のブランド哲学“Art in Motion”のもと、感性を刺激する動くアートとしての時計を提案してきたレッセンス。これまでもさまざまなジャンルのアーティストとのコラボレーションを展開してきましたが、この夏登場の新作ではミュンヘンを拠点に活躍するドイツ人アーティスト、ダニエル・エンゲルバーグとコラボレーション。
2022年に登場した時分針だけのミニマルなモデル「Type 8」をベースに、氏の代表作である「Inside Out」シリーズから着想を得たデザインパターンをダイヤルにダイナミックにあしらっています。
重なり合った同心円状のデザインは外周および中央に近付くに従って浅い色から深い色へと塗り分けられています。このグラデーションが遠近法による錯覚を生み出し、見る人の視線を内側へと引き寄せることに。
さらにグラデーションの最も暗い部分に時間表示ディスクと針、最も明るい部分に分表示ディスクの針先をレイアウトすることで、まるで時の流れが色調の変化を導いているかのようなユニークな視覚効果をもたらしています。
ケース径42.9mmで厚さは11mm。やや大ぶりなサイズですが、ケースおよび凸面状のダイヤルにはグレード5チタンを使用していることもあり、重量はわずか40gと非常に軽量。
また、チタン製のケースバックを回転させて時刻を合わせる設計を採用。りゅうずを持たないため左右どちらの手にもスムーズに装着できるのもメリットのひとつ。ストラップはしっかりとした厚みのあるラバー素材を採用し、ダイヤルのインナーリングとお揃いのポップなカラーもキュートです。
ほかに類を見ないユニークな造形とアート性を兼ね備えた唯一無二のタイムピースは時計愛好家ならずとも眺めているだけで思わず顔がほころびます。機械式腕時計の奥深さをモダンな表現で伝える稀有な1本と言えるでしょう。
>> レッセンス
<文/&GP>
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