【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】
メッセージの通知や通話機能、電子決済機能などガジェットとしての機能も豊富なスマートウォッチ。その中でも近年注目されているのがヘルスケア領域だ。生活をよりウェルネスなものにしてくれる製品が続々登場しているだけに、独自の機能や唯一性を持ったモデルは要チェックだ!
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健康意識が高まっている昨今、ライフログ機能の利便性からさらに注目を浴びているスマートウォッチ。
「睡眠や活動計測をはじめとした日々の健康の可視化は必須級の機能」と話す畑野さんはそのトレンドについて次のように続ける。
「ほとんどの機種が健康モニタリングの機能を一通り搭載していますが、上位モデルでは心電図の測定などさらに高位な機能を備えるようになりました。今回大賞に選出した『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』は同シリーズに登場した初めてのProモデル。心電図測定機能を備えるほか、素材や画面の最大輝度などが下位モデルとも差別化され、新たな選択肢になりましたね」
ハイエンドモデルが順当に進化を遂げた一方、低価格帯もその選択肢は充実しているそうだ。
「大きく分けて1万円以下のバンド型、3万円以上のウォッチ型に二極化していますね。近年ではウォッチ型が人気を博していますが、コスパに優れるバンド型もエントリー機として根強く支持されています」
テクニカルライター
畑野壮太さん
テクノロジーやガジェットを好むライター。特にウェアラブル端末を好み、スマートウォッチのみならずスマートリング、スマートグラスなどを複数使っている。X:@hatakenoweb
ーデジタル&ガジェット部門/スマートウォッチー
<大賞>
1. 視認性も良好! アウトドアシーンでも頼りになる意欲作
ファーウェイ
「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」(フルオロエラストマーベルト:3万7180円、ナイロンベルト:3万9380円)
約1.82インチのディスプレイの最大輝度は3000ニトとかなり明るく視認性の高さが大きな強み。フィットネスはもちろん、日常使いにも便利なモデルです。外観も高級感があります(畑野さん)
サファイアガラス仕様のディスプレイとチタン製のベゼルによって高い耐久性と軽さを実現している。もちろんスマートウォッチとしての機能も数多く、登山、ゴルフ、トレイルランニングなどでも活躍すること間違いなし。
▲ブランド独自の「ヒマワリ型アンテナ」システムによりGPS精度がさらに向上
▲医療承認も取得した心電図機能も搭載しており、ヘルスケアの面でも頼りになるデバイスだ
▲通常使用で約10日間使い続けられるタフなバッテリーを搭載。Qi充電にも対応している
▲GPXデータにも対応。各社の登山アプリとも連動し、マッピングやルートガイドが可能だ
<ヘルスケア賞>
2. 多彩なヘルスモニタリング機能がウリ
ガーミン
「vivoactive 6」(5万2800円)
体のエネルギーの残量を可視化する「Body Battery」機能がユニーク。睡眠やストレスが自身の活力にどのような影響を与えているかが分かります(畑野さん)
スマートウォッチモードで約11日間駆動するパワフルなバッテリーを搭載している。そのため睡眠や心身の状態を24時間継続的に記録することが可能だ。適切な睡眠時間や運動メニューの提案をしてくれるスグレモノ。
<ファッショナブル賞>
3. 自分だけのスタイルを楽しめる1本
シャオミ
「Xiaomi Watch S4」(ブラック・シルバー:1万9980円、レインボー:2万1980円)
2万円を切る価格は何よりの魅力。機能も150種以上のスポーツモードや心拍数・血中酸素・睡眠などのモニタリングと必要十分なものを備えています(畑野さん)
着脱可能なベゼルと200種類以上のウォッチフェイスデザインによって自分好みのスタイリングを楽しめる。回転式クラウンも直感的操作ができて秀逸。従来の腕時計を身に付けている感覚でスマートウォッチを装着したい人にオススメ。
▲1.43インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイを採用。輝度も最大1500nitsと明るい
<エントリーモデル賞>
4. 価格と性能を兼ね備えた高コスパモデル
Samsung
「Galaxy Fit3」(9900円)
バンド型としてはやや大きめな1.6インチのディスプレイを装備。ボディにはアルミニウム素材を採用しており、チープさを感じさせないのが魅力です(畑野さん)
前モデルより45%大きくなった1.6インチディスプレイで視認性良好。アルミニウム製のボディで見た目も高級感がある。健康データや運動管理はもちろん、新たに転倒検知や緊急SOSといった安全機能も追加された。
▲モニタリング機能も充実しており、睡眠や運動など日常のログをしっかり計測してくれる
<ハイコスパ賞>
5. アルミ合金フレーム採用で薄型軽量!
ファーウェイ
「HUAWEI Band 10」(6800円)
「HUAWEI Band 10 Aluminum Edition」(8580円)
ファーウェイのスマートウォッチに標準搭載されている100種以上のワークアウト計測や健康モニタリング機能を装備。コスパがずば抜けています(畑野さん)
1万円を切った抑えめの価格とコンパクトなデザインが人気を博した「HUAWEI Band」の最新モデル。100種類のワークアウトに対応しており、バッテリー駆動時間も最大14日間と機能面も申し分ない。初めてのスマーチウォッチにオススメだ。
▲価格的にも手が届きやすい製品ながら100種類以上のワークアウト計測など機能も十分
>> 特集【GoodsPress 上半期 AWARD 2025】
※2025年7月6日発売「GoodsPress」8月9月合併号26-27ページの記事をもとに構成しています
<文/島田優太>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/687480/
- Source:&GP
- Author:&GP
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