「ガンプラ」の主要グレード徹底考察【ハイエンドVSハイコスパ 秋の趣味モノ最終ジャッジ!】

【ハイエンドVSハイコスパ 秋の趣味モノ最終ジャッジ!】

初心者からマニア向けまでモビルスーツをプラモデルで組み立てる楽しさを提供し続けるガンプラ。今回は主要5種類のグレードを改めて考察する!

*  *  *

今年で誕生45周年を迎えたガンプラ。その累計出荷数は2024年9月時点で8億個を突破したという。

EGやRG、PGなどガンプラには複数のグレードが存在するのは周知のこと。スケールやコンセプト、組み立ての難易度、パーツ数、仕上がりの精巧さなどで分かれている。

「どのグレードも色分けがされているので塗装せずに組み立てるだけで再現性の高い作品が完成します。初めてでも楽しめる商品仕様になっています」(BANDAI SPIRITS)

ハイエンドになるほど組み立てに時間がかかるが、再現性と豊富なギミックには驚嘆。今もガンプラは進化し続けている。

【イエナカ趣味編:ガンプラ】

1. あの名機を極限まで再現<PG:パーフェクトグレード>

「PG UNLEASHED 1/60 νガンダム」(6万6000円)※2026年1月発売予定

▲こちらの製品はさらに進化した「PERFECT GRADE UNLEASHED」になります

フレームのトラス部位はメタリックの成形色で金属的な質感。内部構造も極限まで再現されている。

 

2. 武器装備で迫力のポージング!<MG:マスターグレード>

「MG 1/100 ブレイズザクファントム(ディアッカ・エルスマン専用機)」(5390円)

ディアッカ・エルスマン専用機の特徴的なカラーリングを成形色で再現。MMI-M633ビーム突撃銃など各種武装パーツも付属。さまざまなポージングも楽しめる。

3. 劇中の動きを再現できる可動性<HG:ハイグレード>

「HG 1/144 リック・ドム ガイア機/オルテガ機(GQ)」(3630円)

ジャイアントバズーカ付属で電磁ハーケンにはリード線を使用。劇中から飛び出したようなダイナミックなポージングにも対応。

4. 躍動感あるポージングが可能<RG:リアルグレード>

「RG 1/144 G-3ガンダム Ver.2.0」(4180円)

肘、膝、アンクルガードの丸いディテール部分を新規造形。細部までこだわったデザインと広い可動域でさまざまなポージングが可能。

5. パズル感覚で楽しく手軽に組立て可能<EG:エントリーグレード>

「ENTRY GRADE 1/144 ウイングガンダム」(1100円)※2025年10月発売

手でパチパチと簡単に外せるタッチゲート仕様。パーツ分割により組み立てるだけで色分けも再現。ポージングの自由度も高い。

 

 

<グレード・スケール・特徴・価格帯(目安)>

EG:(エントリーグレード)1/144:工具不要、パーツ数は少なく色分け済み。手でパーツを取り外して誰でもパズル感覚で簡単に作れる初心者向け。700~1500円前後。

HG(ハイグレード)1/144:種類豊富でガンプラの中ではスタンダードなモデル。精密なディテールで可動域も広いが、パーツ数が少なく組み立てやすい。1000~3000円前後が中心。

RG(リアルグレード)1/144:「本物であること」を追求し、パーツ数も増え高性能ディテール、内部フレームもある。可動域は広く外観のリアルさも高い。3000~5000円前後が中心。

MG(マスターグレード)1/100:HG、RGよりも色分けされたパーツ数が多く、内部フレームも精巧で可動域の自由度も高い。幅広いユーザー層から評価を得ている。4000~1万円前後。

PG(パーフェクトグレード)1/60:LEDなど最新技術を搭載し、内部、外観の具現化に一切の妥協がないガンプラの最高峰。パーツ数は800超えもあり難易度は高い。1~3万円前後。

>> 特集【ハイエンドVSハイコスパ 秋の趣味モノ最終ジャッジ!】

※2025年9月5日発売「GoodsPress」10月号41ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/黒川秀紀>

 

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