iPad miniの新型発売を明言し、廉価版の追加を提案〜著名記者

Bloombergのマーク・ガーマン記者はニュースレター「Power On」の有料購読者から寄せられた新型iPad miniの開発状況に関する質問に回答し、その中で廉価版の追加を提案しました。

新型iPad miniは間違いなく発売されると明言

2025年10月5日に配信された「Power On」の質疑応答コーナーで、読者から「新型iPad miniは発売されますか」との質問が寄せられました。

これに対しガーマン記者は、新型iPad miniは間違いなく発売されると断言しつつ、いくつかの課題も指摘しています。

iPad miniの販売価格が高い理由

ガーマン記者は、iPad miniの課題として「ディスプレイサイズが小さい割に価格が高い」点と、「同サイズ帯の廉価タブレットとの競合」を挙げています。

販売価格が高めに設定されている理由については、AppleがiPad miniをあくまで“プレミアム製品”として位置づけているからだと説明しています。そのため現行モデルではA17 Proを搭載し、Apple Intelligenceに対応させています。

次期iPad miniはA19 Proを搭載、将来はOLEDディスプレイ搭載か

さらにガーマン記者は、iPod touchの販売終了を踏まえ、それに代わる廉価版iPad miniをAppleが検討すべきだと提案しました。

一方で次期iPad miniは、現行iPad mini(A17 Pro)と同じデザインのまま、搭載チップをA19 Proに変更すると噂されています。そのため、価格が値下げされる可能性は低いとみられます。

また、iPad miniには2027年にOLEDディスプレイが採用される見通しであり、その場合はむしろ価格が上昇する可能性が高そうです。


廉価版iPad mini実現の可能性は低い?

もしもOLEDディスプレイ搭載モデル登場時に液晶ディスプレイ搭載モデルを併売するのであれば、廉価版としての位置づけも考えられます。

しかし、iPad miniの販売台数自体がそれほど多くないことから、Appleがさらにラインアップを増やす可能性は低いと予想されます。

Source:Power On/Bloomberg

Photo:Private Talky(@privatetalky)/X


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