新型MacBook Proの発表が2026年にずれ込む理由はカスタマイズ強化のため?

M5シリーズチップを搭載する新型MacBook Proの発表は、2025年内ではなく2026年にずれ込む見込みです。その理由について、M5 ProおよびM5 Maxを搭載するMacBook Proにおけるカスタマイズの自由度向上が関係しているとの予想が伝えられています。

CPUコアとGPUコアが分離されたチップデザインを採用?

YouTubeチャンネル「Max Tech」を運営するVadim Yuryev氏がXに投稿した予想によれば、新型MacBook Proに搭載されるM5 ProまたはM5 Maxでは、CPUコア数とGPUコア数の組み合わせをユーザーが柔軟に選択できる可能性があるとのことです。

これは、M5 ProおよびM5 MaxでCPUコアとGPUコアを分離したチップデザインが採用されるためだと同氏は説明しています。

現行M4 Pro/M4 Max搭載MacBook Proでの選択肢

現行のM4 ProおよびM4 Maxを搭載したMacBook Proでは、以下のチップ構成が選択可能です。

  • 12コアCPUと16コアGPUのM4 Pro(14インチモデルのみ)
  • 14コアCPUと20コアGPUのM4 Pro
  • 14コアCPUと32コアGPUのM4 Max
  • 16コアCPUと40コアGPUのM4 Max

Vadim Yuryev氏の情報が正しければ、M5 ProおよびM5 Maxを搭載するMacBook Proでは、例えば「12コアCPUと40コアGPUのM5 Pro」や「16コアCPUと16コアGPUのM5 Max」といった、これまでにない構成が選べるようになるかもしれません。

モデル数増加に向けた在庫準備か?

もしもM5 ProおよびM5 Maxを搭載MacBook Proでこうした柔軟なカスタマイズが可能になるとすれば、想定されるすべての組み合わせに対応できるよう、多様なチップを用意する必要があります。そのため、現在は発売に向けた初期在庫を積み上げている可能性があり、発売時期の遅れにつながっているのかもしれません。

さらに、M5 ProおよびM5 Maxだけでも多数のバリエーションが生まれる上、ストレージ容量やRAM容量も組み合わせ自由となれば、将来的にMac整備済製品として販売される際のモデル数は大幅に増加することになります。

hoto:Matt Talks Tech/YouTube


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