コーヒーメーカーは全自動が大幅普及【GoodsPress AWARD 2025 ベストバイ大賞】

【GoodsPress AWARD 2025 ベストバイ大賞】

コロナ禍以降、自宅で美味しいコーヒーが楽しめるコーヒーメーカーの人気が高まっている。注目は手軽に美味しく淹れられる全自動タイプだ。カプセル型やミル付きモデルなどバリエーションも豊富に揃う。

*  *  *

【調理家電部門】
コーヒーメーカー

おうち時間に美味しいコーヒーが飲みたいというニーズが高まっている。「人気なのが、ミル機能を内蔵し、挽き立てのコーヒーが淹れられる全自動コーヒーマシン。粉から淹れるコーヒーと比べてより豊かな風味や香りが楽しめる」(コヤマさん)

ただし、「どんなに美味しくても、手間がかかるようではイマドキのコーヒーメーカーとしては物足りません。使いやすさやメンテナンスのしやすさも注目されています」(石井さん)という意見もある。

そのニーズに応えるのが、カプセルやポッドをセットするだけでコーヒーが淹れられるコーヒーメーカーだ。中でも「ネスカフェ ドルチェ グスト ネオ」は、3種類の抽出方法に対応しているため、より自由に本格コーヒーが楽しめるのだ。

<選者の皆さん>

家電プロレビュアー
石井和美さん
さまざまな媒体に白物家電を中心とした製品レビューを寄稿するプロレビュアー。大型家電のレビューもするため、一戸建ての「家電ラボ」まで設立。日々、家電のテストを行っている。

 

ライター・コラムニスト
小口 覺さん
非日常に近い家電も探求。SNSなどで自慢される家電製品を「ドヤ家電」と命名(日経2016年上期ヒット商品番付に選定)。新著に「ちょいバカ戦略ー意識低い系マーケティングのすすめー」(新潮新書)など。

 

デジタル・家電ライター
コヤマタカヒロさん
調理家電やデジタルガジェットのほか、生活家電、季節家電にも精通するなど、広い守備範囲を持つ。家電のテスト&撮影のためのスタジオ「コヤマキッチン」や「家電総合研究所」を運営する。

 

家電ライター
田中真紀子さん
家電に関する記事の執筆や監修を年間300本以上こなすほか、TVやラジオへの出演、セミナー講師など幅広く活躍する家電専門家。製品を実際に使い、魅力や取り入れ方を発信する。

 

インフルエンサー
TastyTimeさん
都内近郊で夫婦ふたり暮らし。YouTubeでは等身大の毎日を大切に、日々のごはんなど日常を紹介する。コストコ購入品やキッチングッズの詳しい情報をホームページでも掲載。

 

「週刊GoodsPress DIGITAL」編集長
金子剛士
クルマのドレスアップ誌、中古車情報誌を経て本誌編集部へ。クルマやバイクなどの乗りもの好きで、家電も大好物。モノ選びでは「コスパ」を重視。最近買ったものはMac mini。

 

 

【大賞】

■カプセルを自動認識して最適に注出

ネスレ日本
「ネスカフェ ドルチェ グスト ネオ」(2万2000円)

プロのバリスタさながらの1杯を丁寧に抽出してくれます。紙製ポッドは、どれを飲んでも個性的な風味と香りで美味しい!手軽さも魅力で、お手入れも簡単です(石井さん)

ワンタッチでおいしいコーヒーが淹れられるポッド型コーヒーはメーカーによって個性があっていいですね。本格エスプレッソをはじめ、スタバメニューがあるのも嬉しい(田中さん)

本体にポッドを装着すれば美味しいコーヒーを飲めるのが超便利。毎朝、これで楽しんでます(読者投票 P.N.きんのすけさん)

ポッド式のコーヒーメーカー。7種類のメニューがあり、3つの異なる抽出方法に対応。その日の気分に合わせて淹れられる。スマホ連携でカスタマイズも可能。

▲紙製ポッドに厳選したコーヒー豆を封入。本体にセットすると自動的にポッドの種類を認識して抽出できる

▲最大15気圧のエスプレッソ注出をはじめとする3種類のスマート注出が可能。いちいち設定する必要がない

 

【ベストオートマチック賞】

■ドリッパーの改良による深みのある味に進化

シロカ
「コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO」(2万9700円)

“プロの一杯”を手間なく再現。豆と水の計量まで全自動。均一に挽くコーン式ミルと温度が選べる抽出で、コーヒー本来のおいしさを最大限に引き出してくれます(TastyTimeさん)

ミルを内蔵しており、豆をセットするだけで挽きたてのコーヒーが抽出できる全自動タイプ。ドリッパーが新形状になり、より雑味のない味わいで抽出できるようになった。

▲コースやサイズ、モードを設定したらボタンを押すだけ。コーヒー豆や水の量は全自動で抽出できる

【ハイコスパ賞】

■多機能でメンテナンス性能が抜群!

パナソニック
「コーヒーメーカー NC-A58」(1万9800円)

約7年ぶりにリニューアルした全自動マシン。2万円を割る価格を実現しつつ、内部洗浄機能も搭載しています。挽き立ての美味しさに加えて使い勝手のよさが光ります(コヤマさん)

ボディデザインをフルリニューアルした新型モデル。従来モデルの特徴だった、淹れるたびにミルを洗浄する機能などを継承。手軽に「本当に旨い」挽き立てコーヒーが楽しめる。

▲粗挽きと中細挽きのフィルターを用意。コースと合わせて6種類の淹れ分けができる

>> 特集【GoodsPress AWARD 2025 ベストバイ大賞】

※2025年12月5日発売「GoodsPress」1月2月合併号33ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/コヤマタカヒロ>

 

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