【趣味と遊びの“新定番”】
生成AIブームが、メモリを中心としたPC部材の不足を招いた。パーツの不足や高騰に伴い、徐々にPCの相場も上がっていく可能性が叫ばれている。今こそ、比較的安価に手を伸ばせるノートPCをチェックしておきたい。
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例の“メモリ不足”が、どの程度PCを高騰させるかは未知数だが、ただでさえ物価が高騰している昨今、ハイエンド機が仕事や趣味でそれを必要とする者のための贅沢な職人道具と化しているのは事実だ。
リビングで家族がインターネットを検索する程度だったり、稀に確定申告やネット保険の申請を行ったり、学生がシンプルなレポートを作成するためだったり──といった用途ならば、最新部材をモリモリ詰め込んで高額になった上位モデルを選ぶ必要は、必ずしもないだろう。
特に、昨今はエントリーからミドルレンジのノートPCのデザインが、ひと昔前と比べてかなり整ってきた印象だ。部材の新旧にこだわらなければ、意外と安価な選択肢も多く、メモリやストレージに余裕のある構成も目に留まる。用途によっては無理に背伸びをせず、手頃な製品を狙ってみるのも悪くない。
ただし、安価なノートPCは上位モデルと比べるとバッテリー駆動時間が短めなことも多い。外出時の利用を前提とする場合に電源の携行が欠かせないことはあらかじめ理解しておこう。
ITライター
井上 晃さん
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に最新ガジェットやITサービスなどを取材。Webメディアや雑誌に記事を寄稿。
<デジタル・ガジェット編>
パソコン
■メール・調べ物ならこれで十分!
デル・テクノロジーズ
「Dell 14 (DC14255)」(10万3800円)

Dell/Dell Plus(標準)/Dell Premium(上位)で展開される個人向けラインアップのうち、エントリー機の位置付け。仕様・デザインともに堅実で軽めの事務用途を想定するなら狙い目です(井上さん)
2025年8月発売の14.0型ノートPC。プロセッサにはエントリーからローミッド向けのAMD Ryzen 5 220を搭載し、メモリは16GB、ストレージは512GBを備える。重量は1.56kg~で標準的。アップグレードでCopilot+PC対応にもできる。
▲Power DeliveryかつDisplayPort 1.4対応USB Type-C 3.2 Gen 2のほか、HDMIやSDカードスロットも
▲廉価な選択肢でありつつ、無駄な装飾のないミニマルなデザインを採用。筐体にはアルミニウムとプラスチックが使われる
■外出先にも携行して作業したい人に
MSI
「Modern-13-F1MOG-5589JP」(実勢価格:15万9800円~)

別途、ノジマ限定モデルの「MOG-5809JP」も展開されています。そちらも仕様は同様ですが、価格が少し高くなる代わりにオフィスソフトが附帯。必要に応じて比較検討しましょう(井上さん)
2025年12月発売の13.3型ビジネスノートPC。プロセッサにはミドルレンジ向けのCore7 150Uを採用しつつ、メモリ32GB、ストレージ512GBを備えた高コスパ機だ。Webカメラはプライバシーシャッター付き。ポート類も充実する。

▲重量は携行しやすい約1.2kg。米国国防総省が定めるMIL規格に準拠した振動や衝撃への耐久性を備える
■ゲーミングノートPCならコイツがお手頃!
マウスコンピューター
「NEXTGEAR J6-A7G50WT-A(ホワイト)」(15万9800円~)

165HzのリフレッシュレートやWi-Fi 7のサポートなど、しっかりゲーミングのポイントを絞った仕様にコスパの高さを感じます。白で統一されたデザインも魅力的です(井上さん)
ゲーミングブランドNEXTGEAR(ネクストギア)から2025年11月に発売された16型モデル。プロセッサにはRyzen 7 7435HSを、GPUにはGeForce RTX 4050 Laptopを搭載する。メモリは16GB、ストレージは500GBから。
■10万円未満なのに大容量の驚き!
JENESIS
「Windows 11 Pro 15.6インチノート型PC 1TB」(8万9800円)

とにもかくにも1TB SSD搭載でこの値段はとてもキャッチー。前モデルは2カ月で完売したシリーズなので気になる場合は早めにチェックを(井上さん)
1月下旬に発売された15.6型ノートPC。プロセッサーには第12世代のCore i5-12450Hを搭載し、メモリは16GB、ストレージは1TBを備える。指紋センサーの搭載やUSB PD充電への対応などにも注目だ。
▲ディスプレイは180°まで倒せて対面の相手にも資料を共有しやすい。microSDカードも挿せる
■初心者も使い慣れた方も安心 プリインアプリも充実
富士通クライアントコンピューティング
「FMV Note M (FMV M55-K3)」(17万5780円)※公式サイト価格

リビングに合いそうな柔らかみのある一台。メーカー直販サイトでは、プロセッサやストレージ、アプリ等を選択できるカスタムモデルも販売されています(井上さん)
2025年10月に発売された14型の標準モデル。プロセッサにはRyzen 5 7535Uを採用し、メモリ16GB、ストレージ256GBを搭載。キーボードにはCopilotキーを備え、Web会議でのAIノイズキャンセリングにも対応。
■AI機能を使うならこの辺りから
iiyama PC
「STYLE-15FHA21-R7A-UCSX」(18万9800円)※1月下旬時点での価格となります

リフレッシュレートが165Hzに対応するのは液晶モニターブランド「iiyama」の系譜ならではか。イヤホン等を駆使すれば、カジュアルな動画視聴にも良いかもしれません(井上さん)
2025年12月発売の15型ノートPC。プロセッサはRyzen AI 7 350を搭載し、Copilot+PCの要件を満たす。メモリは16GB、ストレージは500GBから。Webカメラのプライバシーシャッターも搭載。
▲Copilotキーからは、AIアシスタント機能「Copilot」を素早く起動できる。テンキーも備える
▲Ryzen AI 7 350はAI処理に特化したNPUを内蔵する。「Recall」などの各種AI機能を使ってみたい人にも最適だ
※2026年2月6日発売「GoodsPress」3月号P20-21ページの記事をもとに構成しています
<文/GoodsPress編集部>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/715696/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web
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