
Appleは今秋に発売するiPad miniにおいてディスプレイ種別を液晶から有機EL(OLED)に変更するとみられており、同様の変更を2027年にiPad Airでも行う可能性がサプライチェーン関係者などから指摘されています。
iPad ProがOLEDに変更した際の本体厚の変化をもとに、新型iPad Airと新型iPad miniがOLEDディスプレイを搭載した場合の本体厚を試算した結果、新型iPad Airは5.5mm、新型iPad miniは5.7mmに薄型化される可能性があります。
iPad Proにおける薄型化の効果を確認
iPad Proは2024年に、iPad Pro(M4)にてディスプレイ種別を液晶からタンデムOLED)に変更して本体の薄型化を実現しました。この薄型化は、LED(11インチモデル)およびミニLED(12.9インチモデル)をバックライトとして採用していた液晶ディスプレイから、自発光のOLEDディスプレイに変更した効果と考えられています。
11インチモデルと13インチモデルの本体厚の差
iPad Pro(M4)と、前モデルである11インチiPad Pro(第4世代)および12.9インチiPad Pro(第6世代)の外寸を比較すると次のようになります。
・11インチモデル
| 11インチiPad Pro(M4) | 11インチiPad Pro(第4世代) | 外寸差 | |
| 幅(mm) | 177.5mm | 178.5mm | -1.0mm |
| 高さ(mm) | 249.7mm | 247.6mm | +2.1mm |
| 厚さ(mm) | 5.3mm | 5.9mm | -0.6mm |
・13および12.9インチモデル
| 13インチiPad Pro(M4) | 12.9インチiPad Pro(第6世代) | 外寸差 | |
| 幅(mm) | 215.5mm | 214.9mm | +0.6mm |
| 高さ(mm) | 281.6mm | 280.6mm | +1.0mm |
| 厚さ(mm) | 5.1mm | 6.4mm | -1.3mm |
11インチモデルでは前モデルと比べて0.6mm、13インチモデルでは12.9インチモデルと比べて1.3mm薄くなっています。13インチモデルのほうがより薄くなっているのは、12.9インチiPad Pro(第6世代)ではバックライトとして厚みがあるミニLEDを採用していたのが理由でしょう。
iPad Airに搭載されるOLEDの種別は?
2027年モデルのiPad Airに搭載されるOLEDディスプレイは、iPad Proに搭載される発光層が2層のタンデムOLEDとは異なり、発光層が1層のフレキシブルOLEDになると噂されています。
薄型化の効果として、OLED種別の違いが大きく影響することはないと予想されます。そのため、iPad Proと同程度の数値を仮置きして試算しました。ただし、iPad Airのバックライトは11インチおよび13インチモデルのいずれもミニLEDではありません。
その点での薄型化の効果は、iPad Air(M4)と同様、通常のバックライトを採用していた11インチiPad Pro(第4世代)の数値を参考にするのが合理的と考えられます。
本体厚が6.1mmから5.5mmに薄型化の可能性
それを考慮すると、OLEDディスプレイ搭載iPad Airでは本体の厚さが現行モデルの6.1mmから5.5mmに薄型化する可能性があります。
・11インチモデル
| 11インチiPad Air(OLED) | 11インチiPad Air(M4) | 外寸差 | |
| 幅(mm) | 177.5mm | 178.5mm | -1.0mm |
| 高さ(mm) | 249.7mm | 247.6mm | +2.1mm |
| 厚さ(mm) | 5.5mm | 6.1mm | -0.6mm |
・13インチモデル
| 13インチiPad Air(OLED) | 13インチiPad Air(M4) | 外寸差 | |
| 幅(mm) | 215.5mm | 214.9mm | +0.6mm |
| 高さ(mm) | 281.6mm | 280.6mm | +1.0mm |
| 厚さ(mm) | 5.5mm | 6.1mm | -0.6mm |
*この試算はバックライトが必要な液晶ディスプレイから自発光型のOLEDディスプレイに変更されることによる「厚さ」の変化を試算したもので、幅と高さについてはiPad Proと同等の変更が行われた場合の、あくまでも参考値です。
新型iPad miniの本体厚は5.7mmに?
同様の薄型化の効果が、今秋に発売と噂のiPad miniでも実現される場合、こちらもOLEDの種別はフレキシブルOLEDになる見通しですので、iPad Airと同様に0.6mmの薄型化を期待しても良さそうです。
その場合、新型iPad miniの厚さは5.7mmが実現されるかもしれません。
Photo: Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/ipad-604081/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729
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