
「メガネをかけているとFace IDが反応しにくい気がする」と感じたことはないでしょうか。
iPhone15 Proで実際にメガネの有無・距離・顔の角度・照明条件を変えて確認しました。実測結果とApple公式情報をもとに、Face IDが反応しない原因を探るための判断材料を整理します。
メガネありでも5回すべて認証~差はなかった
メガネなし・正面で5回試行し、5回すべて認証しました。次に同じ条件でメガネを着用して5回試行しましたが、こちらも5回すべて認証し、体感上の差はありませんでした。
Appleもメガネ・コンタクトレンズ・帽子などを着用した状態でFace IDが機能するよう設計していると案内しており、今回の結果はその説明と一致しています。
ただしApple公式は、一部のサングラスは赤外線を遮る可能性があると説明しています。今回使用したのは普段使いのメガネです。すべてのメガネ・サングラスで同じ結果になるとは限りません。
腕を最大まで伸ばしてもFace IDは認証した
腕を最大まで伸ばした状態でも認証しました。ただし実際の距離は測定していません。
AppleはFace IDが最も機能しやすい距離として、顔から約25〜50cmを案内しており、反応しにくいときはこの距離を目安に調整するのが基本です。iPhoneを顔の下側・上側から向けた状態でも、顔が正面を向いていれば認証しました。
左右では認証せず正面に戻すとすぐ反応
今回最も明確な差が出たのが顔の向きでした。左右斜めを向いた状態では認証しませんでしたが、正面へ戻した瞬間スムーズに認証しています。
Appleは、TrueDepthカメラに顔または目が映る必要があると説明しています。Face IDが機能しない場合には、目・鼻・口がカメラにしっかり映っているか確認するよう案内しているため、顔とiPhoneの位置関係も認証を確認するポイントになります。
今回の実測では、メガネを外さなくても顔を正面へ戻すだけで認証しました。Face IDが反応しにくいときは、メガネだけを原因と決めつけず、まず顔とiPhoneの位置関係を確認してみるのも一つの方法です。
ただし今回は1台での実測であり、どの角度から認証に影響するかを一般化することはできません。
真っ暗で失敗しても暗さが原因とは限らない
暗めの環境では認証しましたが、完全に暗くした今回の条件では認証しませんでした。一方でAppleは、TrueDepthカメラが顔の深度マップと赤外線イメージを取得する仕組みを採用しており、Face IDは真っ暗な中でも使えると案内しています。
今回の失敗だけで暗さが原因とは断定できません。顔の向きや端末との位置関係など、別の条件が影響していた可能性があります。
| 条件 | 今回の結果 | 読者が確認したいポイント |
| メガネなし・正面 | 5/5 認証 | 基準となる認証状態 |
| メガネあり・正面 | 5/5 認証 | メガネの影響を確認 |
| 腕を最大まで伸ばす | 認証 | 距離による違い |
| 上下からiPhoneを向ける | 認証 | 端末位置の許容範囲 |
| 左右を向く | 認証せず | 顔の向きの影響 |
| 完全な暗闇 | 今回は認証せず | 暗さだけが原因とは断定できない |
反応しないときは顔の向きと距離をまず確認
今回の実測では、メガネの有無より顔の向きの方が認証結果に影響しました。これは1台での傾向であり一般化はできませんが、Face IDが反応しにくいときの確認順として参考になります。
- iPhoneと顔の距離を25〜50cm程度に調整する
- 顔をiPhoneの正面に向け直す
- TrueDepthカメラがケース・汚れ・保護フィルムなどで覆われていないか確認する
- 目・鼻・口がカメラから見えているか確認する
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「Face IDと注視」から「Face IDを使用するには注視が必要」の設定を確認する
- メガネが原因と疑う場合は、外した状態でも一度試す

Face IDが反応しない場合は、まず顔を正面に向け直し、距離を25〜50cmに調整してください。それでも改善しなければ、TrueDepthカメラの状態や注視設定、メガネの有無を順に確認すると原因を絞り込みやすくなります。
普段メガネを使っている方は、着用時と非着用時を各5回試して、どちらで失敗が出るかを把握しておくと原因の絞り込みに役立ちます。
- Original:https://iphone-mania.jp/tech-606925/
- Source:iPhone Mania
- Author:有賀広太郎
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