iPhoneの120Hzは必要?60fps制限で分かった違いと判断基準

iPhone15 ProのProMotionは最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応しています。約3年使っていても画面の滑らかさをほとんど意識したことがなかったです。

しかし「フレームレートを制限」をONにして60fpsに制限すると、SafariやXのスクロールで明確な違和感を感じました。自分に120Hzが必要かどうか、その判断方法を整理します。

60fps制限で「重い」と感じた

iPhone15 Proには「設定→アクセシビリティ→動作→フレームレートを制限」という項目があります。Apple公式によると、ProMotionディスプレイ搭載モデルでこの設定をONにすると、最大フレームレートが1秒あたり60フレームに制限されます。

普段この設定はOFFにしています。試しにONに切り替えてSafariとXをスクロールしたところ、画面の動きが明らかに重くなったような印象を受けました。「少し変わった」レベルではなく、はっきり違和感があるという感覚です。

Apple公式では、この設定について最大フレームレートを60fpsに制限すると案内しています。今回感じた「重さ」は、処理性能の低下を測定したものではなく、画面表示の変化に対する筆者の体感です。

iPhoneの「フレームレートを制限」設定画面
「フレームレートを制限」をONにすると、最大フレームレートが毎秒60フレームに制限されます

120Hzは常時固定ではない〜ProMotionの仕組み

120Hzとは、画面を1秒間に最大120回更新できる表示方式のことです。

一方、60Hzなら最大60回になります。Apple公式の技術仕様によると、iPhone15 ProのProMotionは「最大120Hzのアダプティブリフレッシュレート」に対応しており、常に120Hzで固定されているわけではありません。

なお、Appleの設定名称では「最大フレームレートを60fpsに制限」という表記が使われており、ディスプレイのリフレッシュレート(Hz)とフレームレート(fps)は厳密には異なる概念ですが、本記事では実際の設定操作に関係する部分だけを扱います。

約3年使って初めて気づいた120Hzの価値

約3年間iPhone15 Proを使っていても、普段はProMotionの存在をほとんど意識していませんでした。それでも最大フレームレートを60fpsに制限すると、普段との違いをはっきり意識しました。

120Hz対応の価値は、使っているときに常に意識する機能とは限りません。普段の操作に慣れているほど、表示の滑らかさが変わったときに初めて差に気づく場合があります。失って初めて気づく価値ともいえますが、感じ方には個人差があります。

この体験から言えるのは、「普段は気にしていなかった」ことが「必要ない」とは別の話だということです。

120Hzが必要な人〜60Hzでも十分な人

今回の実測と一般的な利用場面をもとに、120Hz対応の優先度を整理しました。あくまで目安であり、Apple公式が用途別の推奨を示しているわけではありません。

使い方120Hzの優先度判断の目安
SNSやWebを頻繁にスクロール高め今回の比較では60fps制限時に明確な違和感
画面操作の滑らかさを重視高め制限時の差が気になるなら機種選びの条件になり得る
スクロール時の差が気にならない低めでも可価格やカメラなど他機能を優先しやすい
判断できないまず実機確認手元のProMotion対応iPhoneなら数分で比較可能

SNSやWebブラウジングで画面をよく動かすなら、次のiPhone選びで120Hz対応を重視する価値があります。スクロール時の変化をほとんど気にしない場合は、他の要素を優先する判断もできます。

30秒で確認〜自分に120Hzが必要か試す

ProMotion対応のiPhoneを持っているなら、実際に試すことができます。

現在の設定で普段使うSafariやSNSを操作したあと、「設定」→「アクセシビリティ」→「動作」→「フレームレートを制限」を切り替え、同じ画面を30秒ほどスクロールしてみてください。比較が終わったら、元の設定に戻してください。

差が気になるなら、次のiPhone選びで120Hz対応モデルを優先する理由になります。ほとんど変わらないと感じるなら、カメラや価格など他の要素を優先する判断もできます。

120Hzはすべての人に必須の機能ではありませんが、自分に必要かどうかは数分で確かめられます。


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