近年、多くの機種が登場しているAIボイスレコーダー・イヤホン。その真の魅力は、ただの録音、文字起こしだけでなく、情報を実用可能な形式に整理するAI機能にある。そこで、最新の主要機種について、ハード・ソフト両面の魅力を紐解く。
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AIボイスレコーダー・イヤホンを選ぶ際には、ハード・ソフト両面を見る必要がある。ハード面では、ディスプレイを搭載しているかがひとつの基準。画面があれば動作状況が見えるので、収音がしっかり行われているかがわかり、万が一の録音漏れの恐れもなくなる。
いまのトレンドは、持ち運びやすさに配慮した機種が増えていることだ。スマホに貼り付けられるマグネット搭載モデルも複数世に出ている。
ソフト面には、メーカーごとの個性が出る。会話内容をテンプレートにあわせて整理してくれるもの、ユーザーへのアドバイスをしてくれるものなどが登場している。無制限で文字起こしが可能な機種は、ランニングコスト面に大きな魅力を持つ。
議事録や資料の作成、あるいは翻訳、コスト削減など、文字起こしの先に何を求めるのかを基準に、機種を選びたい。
テクニカルライター
畑野壮太
PCは、仕事向けのM5搭載MacBook Airと、趣味向けの自作Windowsデスクトップを併用する。マルチタスク性能向上のためメモリ容量を重視しており、前者は32GB、後者は64GBを搭載している。
1. ストレージを拡張しフルカラーの画面を搭載、従来機から順当進化
notta
「Notta Memo Pro」(2万9700円)

従来機から順当に進化しつつ、価格は抑えられています。アプリの機能面では、AI要約テンプレートが優秀。文字起こしデータを、使える形式へ落とし込んでくれるので、読む時間を短縮できます(畑野)
従来モデルにはない、電話と対面の自動モード切り替え機能、録音データのアプリへの自動同期機能を搭載。内蔵ストレージの容量も従来比2倍の64GBに拡張した。0.95インチのフルカラーディスプレイを備える。

▲録音した情報を文字に起こすだけでなく、会話の内容に応じてAIが適切な形式に変換。要約に加え、決定事項やタスクなどを整理してくれる
▲58言語の翻訳に対応。日本語・英語・中国語など主要23言語は、リアルタイム翻訳も可能だ。メーカーによると、その精度は98.86%
▲機械を思わせるメタリックなデザインを採用。背面はマグネットになっており、一部のスマホに貼り付けて持ち運べる。給電にはUSB-Cケーブルを使用する
2. 3万円以下ながら大きな画面を搭載
iFLYTEK
「AIボイス レコーダー P1 Pro」(2万9800円)

この価格帯のモデルは画面非搭載のものが多いなか、本機は大型のディスプレイを搭載。そのおかげで操作がしやすくなっています。さらにソフトウェアも優秀です(畑野)
3.2インチのタッチディスプレイを備えるモデル。ハイレゾでの録音・再生に対応し、細かな音まで精密に記録する。10メートル先までの集音が可能。会議終了後は議事録を自動作成する。

▲字起こし、翻訳、要約、抜粋、内容についての相談など、多彩な機能を搭載。バッテリーは、連続20時間の文字起こしに対応する
▲無料プランでも月300分の文字起こしが可能。有料プランとの違いは文字起こし時間の制限のみ
▲11言語のリアルタイム翻訳に対応。訳した内容は音声での再生もできるので、同時通訳として使える
3. 大型液晶と録音機能を搭載した最上位イヤホン
Anker Japan
「Soundcore Liberty 5 Pro Max」(3万6990円)

他社のモデルと比べ、イヤホンとしての性能が高いところが大きなポイントで、特にノイズキャンセリングはかなりの強さを誇ります。イヤホンとしての性能差は、本機を選ぶ大きな理由になります(畑野)
ケースの天面にディスプレイを配した、AIボイスレコーダー搭載イヤホン。ケースからワンタッチで録音でき、その後は自動で文字起こし、要約が作成される。イヤホンとしても最上位機種の性能を持つ。

▲イヤホンケースとしてはやや大型だが、画面の視認性は十分。スマホがなくても多くの操作が完結する
▲独自開発のチップセットを搭載し、従来比最大150倍の処理性能を実現。ノイキャンなどの性能が向上した
4. 文字起こし無料&無制限、サブスクなしでAIを使い倒せる
Comu
「Comu Action Pro」(3万9800円)

本機の魅力は、なんといっても文字起こしのサブスクが不要なこと。ランニングコストがゼロなので、使い続けることを考えれば合計のコストを大きく抑えられます(畑野)
プレート状のAIボイスレコーダー。背面はマグネットになっているので、スマホに貼り付けて持ち運べる。デバイス右上のAIボタンを押せば、会話をもとにした資料作成などの音声指示が可能。

▲録音はボタンひとつでスタート。ChatGPT、Gemini、Claudeなどの主要なAIを搭載し、文字起こしなどの精度を高めている
▲AIによる文字起こしは、無料かつ無制限。無料では制限のある機種が多いなか、ランニングコストがかからないのは大きな強みだ
5. ユーザーの行動変容を促すオープン型イヤホン
GLIDiC AI
「GLIDiC AI +u Buds」(2万9800円)

オープンイヤーイヤホンなので周囲の音を遮りません。仕事中でも、1日中つけていられるのは魅力。レコーダーとケースが分離するのもユニークで、唯一性のある1台です(畑野)
イヤホン、レコーダー、アプリの3WAYでの録音に対応。イヤホンとしてweb会議、レコーダーとしてオフライン会議やインタビューなど、多彩なシーンで活躍する。

▲AIが会議内容に基づいたアドバイスをユーザーに提供。会議の振り返りを通し、ユーザーの生産性向上を促す
▲レコーダーは、ケース背面にマグネットで貼り付いている。分離すれば、スマホに貼り付けられる
※2026年10月6日発売「GoodsPress」11月号26-27ページの記事をもとに構成しています
<文・監修/畑野壮太>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/749819/
- Source:GoodsPress Web
- Author:GoodsPress Web
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