充電不要のBoseのノイズキャン有線モデルならスマホに挿すだけで即・静寂!

最近、街中で有線イヤホンをしている人をチラホラ見かけるようになりました。ワイヤレスがこれだけ広まった今あえて有線を選ぶのは、充電もペアリングもいらない手軽さがあるからかもしれません。スマホに挿せばすぐ音が出るので、出かける前に電池の残りを気にする必要もない。

ただ、有線に替えるとなると引っかかるのがノイズキャンセリング。電車の走行音や雑踏のノイズがスッと消える静けさにワイヤレスで慣れてしまうと、有線ではその音がどうしても気になりがち。

有線のままでノイキャンを使えるのが、ノイズキャンセリングヘッドホン“QuietComfort”シリーズで知られるBose(ボーズ)の新作「Bose Noise Cancelling Wired Earbuds(ボーズ ノイズキャンセリング ワイヤード イヤーバッズ)」(1万6500円)。ノイズキャンセリングに使う電気はUSB-Cでつないだスマホからもらうので、イヤホン側にはバッテリーがなく、有線らしく充電もいりません。

■電車ではクワイエットモード、駅のアナウンスはアウェアモードで

ボーズの18番とも言えるノイズキャンセリングは、ボーズ独自の“QuietControl”。左右のイヤホンに2基ずつ、計4基のマイクで周りの音を拾い続けて打ち消します。

モードは3つあり、周りの音を抑える“クワイエットモード”、周りの音を取り込む“アウェアモード”、ノイズキャンセリングを切る“ANCオフモード”を切り替えて使用。電車の中ではクワイエットモードで走行音を抑え、乗り換えの駅に近づいたらアウェアモードに切り替えれば、イヤホンを外さなくてもアナウンスが聞き取れます。

切り替えに使うのはケーブルの途中にあるリモコンの物理ボタン。音量や再生・停止、通話の操作もここでできるので、スマホをポケットやかばんから出す必要なし。リモコンの背面には通話用のマイクがあり、服とこすれる音を抑えながら声を拾う仕様なので、歩きながら電話に出てもリモコンをつまんで口元に寄せなくて済みます。

■ロスレス再生に対応。ただし出力は24bit/48kHzまで

音の面では、ボーズ独自のデジタル信号処理技術“SoundDesign”を搭載し、ロスレス再生に対応しています。機器と有線で直接つながっているので、ワイヤレスで動画を観ているとときどき起きる、口の動きと声のずれ、いわゆる“音ズレ”も起きにくい作り。

注意したいのは、どんな音源も受け付ける一方で、再生時の出力は24bit/48kHzに固定されていること。たとえばApple Musicの場合、“ロスレス”(最大24bit/48kHz)の曲は上限内に収まりますが、“ハイレゾロスレス”(最大24bit/192kHz)の曲は48kHzで再生されることになります。ハイレゾの細かさまで求める人は、ここを知ったうえで選びたいところです。

耳に合わせるパーツは、S・M・Lのシリコン製イヤーチップと、M・Lのスタビリティウィングが付属。ウィングを付ければ耳のくぼみに引っかかって外れにくくなりますが、ボーズいわく“付けないほうが快適に感じる場合もある”とのこと。

ケーブルは約130cmで、スマホをかばんに入れたままでも耳まで届く長さ。IPX4の防滴性能があるので、雨の日の通勤や汗をかくジムでも安心。持ち運び用にファスナー付きのキャリーケースも地味に嬉しいですね。

カラーはブラック、ホワイトスモーク、限定色のデュードロップミントの3色。ブラックにはブルー、ホワイトスモークにはライムグリーンを差し色にした2トーンで、デュードロップミントはボーズいわく“90年代を思わせるカラー”だそうです。

>> Bose

<文/山口健壱>

 

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