“あると便利”を+αした高機能モデル5選【カバン&リュック大賞】

タウンユースで求められる“快適な使用感”に着目し、日々の生活に十分な収納力とスムーズな移動を同時に叶える5モデルが候補に。結果、多仕様ポケットを配備した機能派バックパックに軍配が上がった。

*  *  *

<選考委員の皆さん>

スタイリスト
平 健一さん
ファッションからアウトドアやインテリアまで網羅し、最近は車メーカーやアウトドアブランドやファッションブランドのモノ作りやアドバイザーなど守備範囲は多岐に渡る。

 

 

スタイリスト
宇田川雄一さん
本誌をはじめ、ファッション&モノ情報誌で広く活躍するスタイリスト。ビジネスからアウトドア、インテリアまで守備範囲が広い。ウェアを始めバッグや靴など最新トレンドを把握。

 

 

スタイリスト
牧田悟志さん
メンズファッション誌を中心に活躍するスタイリスト。無類のアメカジ好きで、リアルクロージングを意識したスタイリングを得意とする。最新トレンドにも詳しい。

 

 

NOHOHON-PRODUCTION エディター
TOMMY
メンズファッション誌やモノ系のWEBメディアを中心に、ファッション、モノ、アイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。サブカル&駄カルチャー全般を愛する。

 

 

GoodsPress編集部
古澤健太郎
アウトドア担当。ギアの新作展示会に足を運ぶのがなによりの楽しみ。日本山岳ガイド協会認定·登山ガイドステージⅡの資格も持つ。日常的にアウトドアバックパックを愛用中。

 

【カバン&リュック大賞2026】
-タウンユース部門-

 

バックパック人気は継続しつつ、ショルダータイプがそれに迫る勢いを見せる。

「ここ数年はショルダータイプの方が人気というブランドも多く、今がまさにピークの様相。以前のようにミニマルなサイズ感ではなく、+αでモノを持ち運べるサイズ感を求める声も多いようです」(宇田川さん)

これに同意しつつも、バックパックを大賞に推した牧田さん。“大人のバックパック”選びのポイントを教えてくれた。

「POTRの『DISSECTION』のように、外装に小分けできるポケットを配置しつつ、フロントパネル内側にポケットを設けるデザインも増えており、機能性と洗練さの両立が大人のパックパックには不可欠となっています」(牧田さん)

タウンユース=普段使いと捉えるならば、“モノの快適な出し入れと、持ち運び”は最重要課題。ここにフォーカスした同モデルが大賞を受賞したのも納得できる。

その他のトピックとしては、グレゴリーやブリーフィングのように、長らく愛されてきた定番をアップデートさせる動きもチラホラ。さらにアルパカやマタドールなど“旅に強い”ブランドを推す声も。何はともあれ、背負いか肩掛けか。どちらを選ぶべきか悩ましい限りだ。

【大賞】

■モノの快適な出し入れと持ち運びを実現

POTR
「DISSECTION BACK PACK」(8万5800円)

どこに何を収納したかが分かりやすく、必要時にすぐ取り出したい派にはありがたい。ドリンクボトルをセンタージップの奥に隠せるアプローチも大人っぽく、シックな仕上がり(スタイリスト 牧田さん)

「細々としたアイテム類をポーチで仕分けるのは面倒!」なんてラフな人にお試しいただきたいバッグがこちら。吉田カバンメイドという安心感とギアライクな見た目がたまらない(GoodsPress 古澤)

“モノの出し入れ”という基本動作に着目し、さまざまな仕様のポケットを外装に配置することでモノを探す手間を解消し、“入れる・取り出す”がスムーズに。メイン素材はTCリップストップ生地なので、経年変化も楽しめる。H43×W33.5×D12cm

▲収納性とデザイン性を兼備し、フロント中央に配したファスナーと大小5つのポケットが特徴

▲背面部にはメッシュパッド。ショルダーストラップともども、ちょうど良い塩梅の機能性

▲財布など出し入れ頻度の高いアイテムの収納には、フロントのファスナーポケットが適任だ

【ジャパンエディション賞】

■トートバッグに付属のポーチをガッチャンコ

アルパカ
「PACKABLE TRAVEL TOTE JAPAN EDITION 3rd」(1万7600円)

「DAILY MOMENTS PATCH COLLECTION JAPAN EDITION 3rd」など別売りのパッチや手持ちのパッチで自由にカスタムできるのが楽しい。しかも“限定”で物欲が刺激されること必至(ライター TOMMY)

日本限定シリーズ第3弾は、35Lの大容量ながらコンパクトに折り畳んで付属のポーチに収納できるパッカブルトート。また、ポーチはトートと合体させれば内ポケットとして機能し、単体でサコッシュとしても使える2WAY仕様。H31×W45×D20cm

▲前面にはパッチを取付可能なスペースを設けており、自分好みのカスタマイズが楽しめる。

▲付属のポーチはバッグ内側に取り付けてジップ付き内ポケットに変身。貴重品の収納に◎

【スムーズ&コンパクト賞】

■大きく開いてモノを取り出せて移動も楽ラク

マタドール
「18L パーソナルアイテム トラベルパック」(2万5300円)

デイリーからトラベルまで網羅し、飛行機の持ち込みにも対応。軽量ながらパッキングしやすく、ブランドロゴも控えめ。なので人と被らず、かつシンプルを求める方にイチオシです(スタイリスト 平さん)

その名の通り、機内持ち込み可能で飛行機の座席下に収まるコンパクト設計。しかもスキミング防止ポケットやセキュリティジッパーといった防犯機能も備え、旅先での移動のみならず、日々の通勤通学までシームレスに対応する。H40×W30×D15cm

▲キャリーケースのハンドルに固定できるストラップにより、移動時の持ち運びもスムーズ

▲メイン収納室はスーツケースのようにコの字型に大きく開閉し、 中身の荷物が一目瞭然

【定番アップデート賞】

■定番デイパックに“あると便利”をプラス

グレゴリー
「デイパック DSP」(3万3000円)

同社の定番デイパックに、ノートPCポケットや折り畳み傘の収納に最適なサイドポケットなど、令和のご時世にフィットする機能を付与している点がポイント(GoodsPress 古澤)

ブランド創業時より、随所をマイナーシェンジしながら定番として展開されてきた「DAY PACK」を、あると便利なサイドポケットを設けて現代的にアップデート。同系色のコンビカラーが、そのクラシカルな表情に拍車をかける。H46×W39×D16cm

▲水筒や折り畳み傘の収納にサイドポケットが有効。この“ちょっとした気遣い”が嬉しい

▲内装はメッシュポケットとPC・書類などの収納に便利なスリーブポケットのみとシンプル

【男心くすぐるタフスペック賞】

■20周年の名作ショルダーをLサイズに

ブリーフィング
「DAY TRIPPER L」(5万1700円)

ミリタリー由来の機能美を宿した構築的なフォルムを、シックなブラックのワントーンで仕上げた大人のショルダーバッグ。キレイめの着こなしにも上品に調和してくれます(スタイリスト 宇田川さん)

耐久性に優れた表地に、1050デニールのバリスティックナイロンを使用した名作ショルダー「DAY TRIPPER」が、誕生20周年を記念してデザインはそのまま容量アップ。ミリタリー由来のタフなディテールもたまらない。H37×W27×D14cm

▲フロントにはスナップ付きポケットとジップポケット。使用頻度の高いアイテムはココに

▲内部には仕分け用ポケットを配し、14インチのノートPCや周辺機器を分けて収納が可能

>> 特集【カバン&リュック大賞】

※2026年10月6日発売「GoodsPress」11月号56-57ページの記事をもとに構成しています

<文/TOMMY>

 

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