ボッシュ・センサーテックは、スマートグラス向けのモジュール「Light Drive」を開発した。小さな躯体にMEMSミラーや光学部品、センサーなどを搭載するオールインワンタイプ。
網膜に画像を直接投影することで直射日光下でも鮮明でクリアな画像を表示することが可能という。
・マイスマートグラス
同社は間もなく米ラスベガスで始まるCES 2020でLight Driveを公開する。
Light Driveシステムのサイズは製品によって異なるが同社は世界最小とうたっており、重さは10グラム以下。これまでのスマートグラスはいかにもという外観のものが多かったが、Light Driveではフレーム幅を小さくしたデザインが可能になる。
視力矯正の通常のメガネにスマート機能を搭載することも可能になり、「マイスマートグラス」に道を開くものとなりそうだ。
・昼夜問わずに着用可
また、デザイン的に日常使い適するようにしただけでなく、ユーザーの網膜に画像を直接投影するので昼夜問わずに着用でき、しかもプライバシーを確保できるのも売りだ。
具体的な用途としては、他のスマートグラス同様にスマホなどのモバイルデバイスとペアリングしてナビやメッセージ、to-doリストを表示したり、アラーム設定や通話をハンズフリーで行なったりといったことが挙げられる。
同社はこのモジュールを2021年に大手メーカー向けに発売する予定だ。
- Original:https://techable.jp/archives/114622
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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