Apple、2019年にインド市場で挽回〜プレミアム価格帯でトップシェアを獲得


 
インド市場で苦戦を強いられていたAppleですが、昨年廉価なiPhoneモデルが好調だったこともあり、売上を挽回した、とインドメディアLivemintが伝えています。

2018年の売上低迷状態から回復

前モデルの値下げ(iPhone XR)と、廉価な最新フラッグシップ機(iPhone11)がAppleの2019年度のインド市場での売上を支えたことがわかりました。
 
iPhoneだけでなく、Apple Watch、AirPods Pro、Macの売上も好調であったとのことです。
 
2018年はiPhoneのシェアがわずか1%の中、インド国内の主要都市に大型のフランチャイズ店舗「フラッグシップ・プレミアムリセラー」をオープンさせるなど、インド市場の攻略を目指していたAppleですが、2019年夏に直販オンラインショップの設置が許可されるなどの追い風もあり、売上を持ち直したようです。
 
2020年は廉価なiPhone SE 2の発売も見込まれるため、Appleのさらなる躍進が期待できる、とCounterpoint Researchのタルン・パタック氏はコメントしています。

インドでは廉価iPhoneモデルが人気

Appleは700ドル〜850ドル(約76,000円〜92,000円)の価格帯のデバイスに続けて焦点を当て続けるべき、とIDCインドのウパサナ・ジョシ氏は述べています。
 
「割引を付加した700ドル〜850ドルのデバイスがインド市場でのiPhoneのスイートスポットであることには間違いないが、出荷台数を伸ばすためには継続した旧モデルへの注力も必要だ」
 
Appleはインドのプレミアム価格帯スマートフォン市場のシェアにおいて、2019年第3四半期(7月〜9月)に51.3%を獲得し、国内でトップとなりました。
 
Appleは2019年第2四半期(4月〜6月)もインドのプレミアム価格帯スマホ市場で41.2%を占め、トップシェアを獲得しました。
 
また2019年第3四半期は、Macの売上も好調であったことがわかっています。
 
 
Source:Livemint via 9to5Mac
(lexi)


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