普段の生活のなかでデバイスが健康データをとって評価してくれる「パッシブヘルスケア」は、今後盛り上がりそうな分野のひとつだ。
毎朝鏡をのぞくだけで健康状態がわかれば便利だろう。CES 2020に出展の「Poseidon」は、実用的なスマートミラーのベンチマークとも呼べるプロダクト。
プライバシー重視で設計されたCareOS搭載の、同スマートミラーについて見ていこう。
・家族のプロファイルから顔認識でユーザーを特定
Poseidonは、毎日のルーチンを邪魔することなくユーザーの健康を支援してくれる。家族のプロファイルから顔認識でユーザーを特定。カスタマイズされた振る舞いで、肌の分析や天気予報の表示、音楽の再生といった機能を提供してくれる。
操作はジェスチャーや音声を通してタッチレスでも行える。歯磨きなんかの衛生習慣にゲーミフィケーションを取り入れたり、視力検査ができたりといった、ちょっと楽しそうな機能も搭載している。
またバーチャル試着もできるようで、うまく活用すれば朝の時間を有効活用できそうだ。
・データはローカルに保存
Poseidonはフレームのサイズや向き、ディスプレイのタイプ(フルHDか4K)や搭載機能など細かくカスタマイズが可能。ユーザーの生活に即した健康プラットフォームを導入できる。
CareOSはGDPR準拠で、データはローカルに保存され、同意なしに共有されることはない。お望みならカメラやマイクをオフにしておくことも可能なようだ。
こうした生活を便利にしてくれプライバシーも強固に守ってくれる設計から、CES 2020のコネクテッドホームカテゴリではアワードを受賞。今年中盤のデビューが楽しみなプロダクトだ。
- Original:https://techable.jp/archives/115045
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:YamadaYoji
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