1月7日〜10日まで米ラスベガスで北米最大の家電展示会「CES 2020」が開催されていますが、韓国SamsungがGalaxy端末の自撮りカメラを使った目に見えないキーボード「SelfieType」を発表し、話題となっています。
実際のシステムはデモ動画と同じように機能
Samsungの社内インキュベータープログラム「C-Lab」が開発した「SelfieType」は、デバイスの自撮りカメラと人工知能(AI)を組み合わせ、カメラで指の関節の動きをマッピングし、キーストロークに変換するというものです。
Samsung Newsroomはデモ動画をYouTubeに公開しており、実際にCES 2020の会場でシステムを試したCNETのダニエル・ヴァン・ブーン氏(@dvanboom)も動画を投稿しています。
Samsung C-Lab’s wild invisible AI keyboard in action. It uses the selfie camera of a phone to recognise joint movements and translate them into typing #CES2020 pic.twitter.com/hDRPPSa6zC
— Daniel Van Boom (@dvanboom) January 7, 2020
バーチャルキーボードという考え方は過去にもありましたが、実際に指が触れる場所を検出するのではなく、指の関節のトラッキングを行う点でSelfieTypeは異なります。
C-Labのウォン・チュン氏は、課題はいかに多くのユーザーデータを取得できるかだ、と語っています。データが豊富であれば、異なるタイピングスタイルや手のサイズにも対応可能とされています。
Source:CNET
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-271379/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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