Fitbit、Apple Watchに先駆けて血中酸素飽和度測定機能を搭載

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FitbitがAppleに先駆けて、ソフトウェア・アップデートにより、自社のスマートウォッチおよびフィットネストラッカーに、血液中の酸素飽和度(SpO2)を測定する機能を追加したことがわかりました。

アプリで血中酸素飽和度の変動を表示

Tizenhelpの報道によると、米国のFitbitユーザーは現地時間1月15日より、SpO2センサーを搭載したすべての対応製品(Fitbit Ionic、Versa、Charge 3フィットネストラッカーなど)のアプリで、血中酸素飽和度の変化が確認できるようになりました。
 
SpO2とは血液中にどの程度の酸素が含まれているかを示すもので、値は%、正常値は99%〜96%とされ、身体に疾患があったり体調不良を起こしていたりするとこの数値が下がります。
 
Fitbitのアプリは具体的な数値ではなく、「変動」を記録します。血中酸素飽和度は常に変動するものですが、極端に大きな変化は呼吸に何か問題が起きた可能性を示唆するため、この記録が役立つという訳です。たとえば睡眠中に大きな変動が起きれば、無呼吸になっている可能性があります。

初代モデルがすでに血中酸素飽和度測定機能を搭載

Apple Watchは、心電図機能や転倒検知機能、ノイズ測定機能など、健康や命を守るのに役立つ機能を複数搭載していますが、現時点では血中酸素飽和度は測定することができません。
 
しかし初代Apple Watchが米国で発売となった2015年当時すでに、分解レポートを公開したFixitが、Apple Watchの心拍数センサーには血中酸素飽和度を測る機能が搭載されていると指摘しています。
 
つまりApple Watchもソフトウェア・アップデートによって、血中酸素飽和度が計測できるようになる可能性があります。
 
Appleはこの他にもApple Watch向けとして、血圧血糖値を測定する機能を開発中との噂があります。
 
 
Source: Tizenhelp via 9to5Mac
(lunatic)


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