Google(正確には親会社のAlphabet)の時価総額が16日、初めて1兆ドル(約110兆円)を突破しました。AppleやAmazon、Microsoftに続いて“1兆ドルクラブ”への仲間入りを果たしました。
時価総額ランキングはAppleが首位
Googleの株価は16日、前日比0.76%高の1,450.16ドル(約159,859円)で取り引きを終え、終値ベースで時価総額が初めて1兆ドルを超えました。
過去1兆ドルを突破した企業は、Apple(2018年8月)、Amazon、Microsoftに続き4社目となります(ただし、Amazonのみ現在は1兆ドルを下回っている)。
1兆ドルを突破した背景には、核となる広告事業や検索事業が好調なほか、AndroidやYouTubeといったプラットフォームが収益を安定して上げている点や、Googlenoスンダル・ピチャイ最高経営責任者(CEO)がAlphabetのCEOも兼任する点などが好感されたようです。
締め付けを主張する声も
時価総額1兆ドルを突破した企業は、いずれもテック企業であり、プラットフォームの独占が問題となっています。
Microsoftこそ含まれてはいませんが、残りの3社の莫大な資産や企業規模について、GAFA(Google、Apple、Facebook、Apple)、FAANG(Facebook、Apple、Amazon、Netflix、Google)といった総称で問題視する向きも少なくありません。
例えば、米国ではエリザベス・ウォーレン議員がGoogleやFacebook、Appleに対し「企業分割すべきだ」と主張しているほか、経済協力開発機構(OECD)も巨大テック企業に対し各国が適切な課税を行えるような仕組みを整えるなど、Googleに吹く風向きは決して良くないのも事実です。
Source:AppleInsider,Google(株価)
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-271858/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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