あなたは毎日よく眠れているだろうか。質のよい睡眠は健康的な生活に欠かせない。先日、スマートベッド「Climate360」が、アメリカで開催されたCES 2020において「CES 2020ベスト・オブ・イノベーション」を受賞した。
・AIと機械学習を使用して快適睡眠をサポート
米国に本拠を置くSleep Number社が開発したClimate360は、新テクノロジーを使って睡眠の質を高めてくれるスマートベッド。毎晩100億を超えるデータポイントを継続的に追跡し、AIと機械学習を使用して自動調整を行い、快適睡眠をサポートしてくれる。
具体的な機能は以下のとおり。まず、ユーザーがベッドに入ると、ベッドを温めてユーザーが早く眠りにつくのを助ける。その後、ユーザーの体を冷やしていくことで体温を一晩中調整し、長く深く眠れるようにしてくれる。温度設定はもちろんカスタマイズ可能だ。
マットレスの硬さも調整できる。マットレスは体にぴったりフィットするように設計されており、脊椎の並びを維持しながらサポートして、体にかかる圧力を軽減。さらに、マットレスは通常のものよりも最大50%通気性が高く、より涼しく乾燥した睡眠環境を提供する。
・毎月の健康レポートをアプリで提供
そして、睡眠データは寝ている間に記録され、睡眠分析や心拍変動測定などの毎月の健康レポートをSleepIQの無料アプリを介してスマホに送信してくれる。ユーザーはこのレポートを使って、最良の睡眠時間や、一日のなかで一番集中できる時間などを知ることができるため、毎日の予定を上手に計画できるようになる。
Climate360の価格は7999ドル(約88万円)で、2021年に発売予定。
- Original:https://techable.jp/archives/115438
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:クリューガー量子
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