SpaceX、第4弾となるStarlink衛星60基の打ち上げ成功! 前回から23日未満

SpaceXが4回目となるStarlink衛星打ち上げに成功した。Starlink衛星は、今回の60基が加わり240基に。前回の打ち上げが東部標準時1月6日の夜に行われ、その約22日半後(1月29日午前9時6分)の打ち上げとなった。

フロリダ州ケープカナベラルから、3回目の再利用となるFalcon 9ロケットによって打ち上げられた衛星60基は、約1時間後に予定通り配備開始されている。

・フェアリングの回収は半パーツのみ成功

いつものことながらFalcon 9ロケットの1段目(ブースター)の回収もうまくいき、船上着陸プラットフォーム「Of Course I Still Love You」へのきれいな着陸で拍手が上がった。

ペイロードを保護する目的のカバー(フェアリング)の回収も計画していたが、これについては半パーツのみの成功だったようだ。

回収船「Ms. Tree」と「Ms. Chief」がネットを貼って海上で待機。「Ms. Tree」はしっかりフェアリングをキャッチしたものの、残りの半パーツを担当する「Ms. Chief」のほうの回収はうまくいかなかった。

・Starlinkネットワークは240基に

SpaceXは、2020年中の衛星インターネットサービス開始を目指しており、そのためには最小のカバレッジでも400基の衛星が必要になるという。今回の打ち上げで240基に達したStarlink衛星だが、同じペースでいくと最低あと3回の打ち上げが必要ということになる。

僻地へのネット接続が可能になることで、世界中をカバーできる衛星インターネットだが、SpaceXが中程度のカバレッジでは800基の衛星を用意しなければならず、打ち上げペースを速めている。

参照元:Starlink Mission/ SpaceX


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