ユニコードを策定する非営利団体ユニコードコンソーシアムは、今年追加する117個の絵文字のデザインを公開した。
バブルティーなどトレンドを反映したもの、バリエーションが豊富な人物絵文字など多様性などに配慮したものが多く見られ、また忍者やマンモスなども登場した。
・時代の変化を反映
ユニコード13.0.0が3月10日にリリース予定だが、そこに含まれるのが今回発表した新絵文字だ。
絵文字はすでに世界中でメールやメッセージなどで多用されていて、種類が急速に増えている。近年は人種やジェンダーに配慮して、人物絵文字では同じデザインでも肌や髪の色が異なるバージョンを用意している。
今回追加された、赤ちゃんにミルクを飲ませる人物やサンタ帽を被っている人物、タキシード姿の人物などもそれぞれに6つのバリエーションが展開されている。
ひと昔前であれば授乳の人物は女性像のみだったかもしれないが、今回は女性、男性、そして中性的な人物も用意されているところに、意識の変化が垣間見られる。
・意外なツールも
そのほか、目を引くのは忍者やマンモス、タピオカティー、チーズフォンデュ鍋、シロクマ、緑ピーマンなど。
ノコギリやハシゴ、心臓、肺、縫針、イカリといったあまり使用頻度は高くないのでは……と思わせるものもある。
これら絵文字はサンプルで、消費者が最終的に使用するものは若干異なっている可能性がある。また、デバイスによって利用できる絵文字は異なることが予想される。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/116157
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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