iPhoneの今四半期出荷台数10%減か、新型コロナウイルスの影響

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iPhoneの出荷台数が、中国を中心に感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響により10%減少する、と著名アナリストのミンチー・クオ氏が予測しています。3月に発売が噂される「iPhone9(iPhone SE 2)」にも影響する可能性があります。

スマホ全体の出荷台数は半減か

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年第1四半期(1月〜3月)のiPhone出荷台数が10%減少するとの予測を、Appleのサプライチェーンに独自の情報網を持つアナリストのミントー・クオ氏が明らかにしました。
 
米メディアMacRumorsが入手したクオ氏の調査レポートによると、中国におけるスマートフォン出荷台数は、前年同期比で50%〜60%の大幅な減少が見込まれており、主な要因として新型コロナウイルス感染拡大の影響が挙げられています。

「iPhone9(iPhone SE 2)」の生産・出荷にも影響か

2020年3月の発売が噂される「iPhone9(iPhone SE 2)」については、既に試験生産が開始され、2月中旬に本格生産が開始されると伝えられていますが、新型コロナウイルスの影響で遅れが出る可能性が報じられています。
 
しかし、生産がピークを迎える時期に新型コロナウイルスの影響を受けることから、Appleは予定どおり3月に発表を行うものの、初期出荷台数は限定的になる可能性があります。

中国のApple Storeも一時閉鎖

Appleは、新型コロナウイルスの影響を受けて、中国国内のApple Storeやオフィスを2月9日まで一時閉鎖する対応とっています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:iGeeksBlog
(hato)


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