Google純正のAndroidスマートフォンとして、日本でも人気のPixelシリーズ。同シリーズにおける「Google Pixel 4」と「Google Pixel 4 XL」は、昨年10月に発売された最新モデルだ。
その2機種におけるアップデートとして、「Motion Sense」と「新しいGoogleアシスタント」が利用可能になる。Google公式ブログが、2月4日に明らかにした。
近未来的なジェスチャー操作が可能な「Motion Sense」
「Motion Sense」は、スマートフォン前面に搭載されたレーダーセンサー「(ソリ)」を利用したアシスタント機能で、ハンドジェスチャーによる操作を可能にする。これにより、端末に直接触れなくとも、簡単な操作が行える。画面の前で手を振るだけでスマートフォンが応答するというような、SF映画さながらの機能だ。
この「Motion Sense」、実はPixel 4シリーズの販売前から話題を呼んでいた。ところが、レーダーによる60Hz帯の電波の使用が、日本の電波法に抵触。アメリカやカナダなどの他国ではすでに利用可能となっていたが、日本における同機能の提供は見送られる形に。
その後の法整備が進み、ここに来てようやく国内のユーザーも新機能を試せるようになった。現時点では、ジェスチャーによる音楽のスキップやアラームのストップ、着信音のミュートなどに対応。今後も、対応可能な操作は増えていく予定だという。
「新しいGoogleアシスタント」も利用可能に
もうひとつのアップデートといえる「新しいGoogleアシスタント」は、音声によるスマートフォンの操作をよりスムーズにする。パワーアップした質問処理能力を備え、さらにスピーディーな反応を実現した。
ジェスチャーによるアシスタントの「Motion Sense」とあわせて、より快適なスマートフォン操作が期待できそうだ。なお、今回の更新は順次提供予定となっており、使用環境によってはアップデートまでに時間がかかる可能性もある。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/116432
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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