ドライブ時のナビとして、周辺のお店検索ツールとしてなど、多くの人が毎日のようにGoogle Mapのお世話になっているだろう。いまやスマホにも欠かせないアプリになっている。
そのGoogle Mapがサービス開始から15年を迎え、Googleは新しいアイコンと機能拡充を発表した。
・スクリーン下にタブ5つ
新アイコンは、これまで地図上で使われてきたピン。赤、青、緑、黄色とピンでなじみのあるカラー4色をまとっている。
機能面では、スクリーン下にくるタブが新しくなった。これまでは「Explore(スポット)」「Commute(通勤)」「For you(おすすめ)」の3つがあったが、「For you」がなくなった。そして新たに「Saved(保存済み)」「Contribute(投稿)」「Updates(最新)」が加わり、計5つのタブが並ぶ。
・保存した場所を集約
Savedでは、ユーザーが保存した場所を全て閲覧できる。いつか行きたいと思っていたレストランや以前訪れて気に入った美術館など、保存したものにすぐにアクセスでき、そうした場所を訪れることになったときにプランがしやすくなる。
そして、自分だけでなくGoogle Mapユーザー全体にかかわってくるのがContributeだ。たとえばマップでの誤りを指摘したり、最新の路面状況をレポートしたりでき、他有用な情報を共有できる。これまでのようにお店のレビューなどもここで投稿できる。
情報の共有という点では、公共交通機関での移動に伴う情報もより幅広く提供し、ユーザーの快適な移動に貢献する。具体的には地下鉄など車内の温度、車椅子などでの利用のしやすさ、女性専用車両についての情報がチェックできるようになる。
また、今後数カ月以内に、ストリートビューと機械学習などを活用して、目的地の場所を示す「Live View」の機能も拡充するとしている。
アップデートされたGoogle MapはiOSとAndroidの両方で順次利用できるようになる。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/116639
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
Amazonベストセラー
Now loading...