Foxconn、2月10日の営業再開は一部施設で絶望的か

FOXCONN
 
iPhoneの組み立てで知られるFoxconnは、2月10日に生産施設の稼働再開を予定していましたが、中国・深セン市の従業員に対し、中国の旧正月のあと工場に戻らないように呼びかけるメッセージを送っていたことが明らかになりました。

深セン市の工場の従業員は地方から戻ってこないよう指示

「みなさんの健康と安全を考慮し、政府のウイルス拡大防止対策に協力するためにも、深セン市には帰還しないようにしてください」
 
「深セン市の状況についてわかり次第お知らせします。それまでの間、Foxconnは従業員のみなさまの労働関連の権利および利益を守ります。深セン市で幸せな再会を果たすためにも、今は連絡を待ってください」

iPhoneの生産が主に行われている鄭州市の生産施設の状況は不明

深セン市のFoxconn生産施設でも多くの従業員が雇用されていますが、iPhoneの組み立ては鄭州市の工場で主に行われています。鄭州市のFoxonn従業員も深セン市の従業員と同じメッセージを受け取ったかどうかは定かでありませんが、米Bloombergによれば、鄭州市に他の地方から戻る従業員は14日間隔離されるとのことです。
 
FoxconnはBloombergの質問に対し、「特定の生産施設についてコメントはしない」と述べています。
 
新型コロナウイルスにより、AppleのワイヤレスイヤホンAirPodsの生産に遅れが生じていることがわかっています。2月6日の世界保健機関(WHO)の発表によれば、現在までに28,276人の新型コロナウイルス感染者が確認されており、564人が死に至ったことがわかっています。
 
 
Source:AppleInsider
(lexi)


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