撮影はいつも持ち歩くスマホで済ませるという人は多いだろうが、アウトドアアドベンチャーなどではデジカメのほうが安心だ。
このほどリコーが発表した「Ricoh WG-70」はまさにハードな環境を含めたあらゆる状況での使用を想定して開発されたコンパクトデジカメ。防水・防塵・耐寒・耐衝撃機能を備えながら1600万画素の美しい写真が撮れる。
・氷点下10度でも作動
片手にしっくりとなじむコンパクトな躯体のWG-70の最大の特徴はタフさだろう。水深14メートルまで、そして高さ1.6メートルからの落下衝撃に耐える。加えて、氷点下10度でも作動する。
なので、カメラにケースやプロテクターを装着しなくてもシュノーケルやダイビングをしながら水中撮影したり、スキーやスノボでゲレンデに持ち込んだりといったことが可能だ。
・デジタル顕微鏡モードも
タフさに加えて、撮影の質が確保され、撮影モードが充実しているのもWG-70の売りだ。1600万画素、裏面照射型の1/2.3型CMOSイメージセンサーを採用し、ISOは125〜6400。広角28ミリ〜、光学5倍ズームを搭載している。
撮影モードでは、水中撮影によくある青色がかった仕上がりになるのを抑えてクリアにする「マーメードモード」、砂浜や雪山など背景が明るいシーンでの撮影に最適な「サーフ&スノーモード」、エクストリームスポーツなど動きの速い被写体をとらえるための「スポーツモード」など計25のモードが用意されている充実ぶりだ。
そして、他のデジカメにはみられないものとして「デジタル顕微鏡モード」がある。レンズ周囲に配置された6つのLEDが灯り、最大6.6倍ズームできる。屋外活動での植物や昆虫の観察にも使えそうだ。
もちろん動画も撮影でき、動画から一コマを切り出して静止画として保存したり、分割したりといったカメラ内編集ができるのも気が利いている。
重さ193グラムとあらゆるアドベンチャーのお供にうってつけのWG-70は3万5800円(税込)で3月中旬に発売される予定。カラーは黒とオレンジが用意されている。
- Original:https://techable.jp/archives/116567
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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