人を傷つけ、時として殺めるために用いられる違法銃器。これを回収し、高温で溶かして作られた金属 “Humanium Metal(ヒューマニウムメタル)” を使った腕時計が、スウェーデンの腕時計メーカー・TRIWA(トリワ)より登場。
「TRIWA Humanium Collection」は、スウェーデンのNPO「IM Swedish Development Partner」が立ち上げた「Humanium Metal Initiative」とTRIWAのコラボモデル。今回紹介するのは2019年1月発表のクオーツモデルに続く第2弾で、クロノグラフモデルとオートマチックモデルの2種類です。
▲「HU39-CHRONO」
「HU39-CHRONO」(4万8000円/税別)は、ムーブメントにクオーツ式の「シチズン ミヨタJS00クロノグラフムーブメント」を搭載。30分/秒のストップウォッチ機能と、24時間のタイムトラッキング機能を備えています。
パンチングされたインデックスに、文字板とは異なる仕上げのスモールサークル。クロノグラフ針に鮮烈なレッドを配するなど、シックなカラーリングを基調にしながら個性を感じさせるデザインです。
ヒューマニウムメタルを用いた時計ケースは39mm径×厚さ10mmの薄型仕様。風防はミネラルクリスタルガラスで5気圧防水、ストラップにはリサイクルキャンバスとレザーが用いられています。
カラーバリエーションは全6色で、ブラックを基調とした2色はTRIWA直営店「TRIWA SHOP OMOTESANDO」と「NORDIC FEELING」の各店舗とTRIWAウォッチ取扱店、ホワイトの文字盤及びレザーストラップを採用した4色は直営店の各店舗にて、それぞれ販売中です。
「HU39-SLATE AUTOMATIC」
「HU39-SLATE AUTOMATIC」(8万円/税別)は、スレートグレーのヒューマニウムメタルで仕上げたオートマチックモデル。シンプルなダイヤルは、第1弾のクオーツウォッチと同じデザインが用いられ、ムーブメントはミヨタ式自動巻ムーブメントを採用。パワーリザーブは最大で約48時間です。
裏ぶたはシースルーバックで、機械式腕時計の魅力でもある精密な機構の動きを好きなだけ眺められます。時計ケースは39mm径×厚さ10.8mmのヒューマニウムメタル製で、風防はこちらもミネラルクリスタルガラスを採用。10気圧防水と、日付表示を備えています。バリエーションはキャンバスストラップ(2色)とレザーストラップの3種類で、いずれもTRIWA直営店にて販売中です。
ヒューマニウムメタルが醸し出すシックな風合いは、酸いも甘いも知り尽くした大人の左腕にピッタリとマッチ。ビジネスからプライベートまで、シーンやファッションを気にせず装着できる汎用性の高さも魅力的といえそうです。
なお、本腕時計の売上の一部は、紛争によって引き裂かれた地域の復興支援及び、武器によって負傷した被害者を救済するための寄付に充てられます。
>> TRIWA「ヒューマニウムコレクション “クロノグラフモデル” “オートマチックモデル”」
(文/&GP編集部)
- Original:https://www.goodspress.jp/news/278616/
- Source:&GP
- Author:&GP
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