イヤホン新時代の幕開け!ノイキャン搭載完全ワイヤレス6選【モノ賢者の買い物リスト】

【特集】モノ賢者の買い物リスト

有線イヤホンからワイヤレスイヤホンとなり、現在は完全ワイヤレスイヤホンが主役となっている。そして昨年はノイズキャンセリング機能を備えた完全ワイヤレスが続々と登場するなど、進化が著しいイヤホン市場。そこで今買いのワイヤレスイヤホン・ヘッドホンをe☆イヤホンに取材してきた。

 

賢者紹介
e☆イヤホン秋葉原店 横尾泰輝さん
2017年入社。オーディオ沼に引きずり込まれ専門知識を身に付け現在に至る。好みの楽曲はロック(邦楽)やアイドルなどオールジャンル。愛用品はNUARLのN6 Proや、beyerdynamicのAventho Wireless JP、VISION EARSのVE5など

■イヤホンを購入するなら視聴すべし!

2018年後半からワイヤレスイヤホンは急激に進化し、昨年はノイズキャンセリング機能も備えたモデルが登場。その歩みは止まることを知らない。そんな状況下にあって、現在イヤホン・ヘッドホンの中で主流となっているのは完全ワイヤレスイヤホンだとe☆イヤホン秋葉原店の横尾泰輝さんは語る。

「一般的に売れているのは完全ワイヤレスイヤホンですね。ヘッドホンに関しても、ワイヤレスのほうが人気です」

Appleの「AirPods Pro」やソニーの「WF-1000XM3」など、ノイズキャンセリング機能を備えた完全ワイヤレスイヤホンはどうなのか。

「AirPods Proの新品は当店では販売していないので、具体的なところは分かりませんが、中古の引き合いはかなりあります。WF-1000XM3は、当店で2019年に一番売れた完全ワイヤレスイヤホンなので、注目度はかなり高いですね。今後はこちらが主流になっていくかもしれません。現在はまだ種類も少ないので、これからといったところでしょうか。ただ、今まではノイズキャンセリングに関するノウハウのないメーカーは参入できなかったのですが、クアルコム社からノイズキャンセリングの機能が組み込まれているチップが出たので、今後一気に増えてくると思います」

自分に合った良いモノを手に入れるために、イヤホンやヘッドホンを選ぶ際に注意すべき点はどんなところでしょうか?

「まずは試聴ですね。好みに合うか満足できるかは最低限チェックしてほしいです。そして忘れがちなのですが、装着感も重要です。どんなに気に入った音でも耳に合わなくては意味がありません。イヤホンはイヤーピースである程度調整できますが、それにも限界があるので、必ず試してほしいですね。そして接続性もポイントです。スマホやプレーヤーなど普段使うもので実際に接続し、音切れがないかなども確認すれば、いい買い物ができると思いますよ」

 

1. 使い勝手の良さはそのままにノイキャン機能を搭載

Apple
「AirPods Pro」(3万580円)

当店では新品は販売していませんが、使い勝手の良さは秀逸ですね。iPhoneユーザーには最適なアイテムのひとつだと思います(横尾さん)

アップル初となるノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。外出時など周囲の音も聞きたい時に役立つ外部音取り込みモードも備える。わずか5分の充電で約1時間再生でき、最大再生時間は約24時間以上。

▲内向きのマイクが音声を把握し、中周波と低周波を調整。オーディオを微調整し最適な状態へ導く

▲Apple製のH1チップを採用。10個のオーディオコアを搭載し、処理のレイテンシーを低下させている

 

2. ノイキャン技術を生かし、高性能で高音質

ソニー
「WF-1000XM3」(2万8468円)

2019年当店で一番売れた完全ワイヤレスイヤホンです。高品質のノイズキャンセリング機能で音質の良さがより際立ちます(横尾さん)

完全ワイヤレス型向けにソニーが独自開発した「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1e」を搭載。またMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にグレードアップする「DSEE HX」なども備え、高音質を実現。再生時間は付属のケース利用で最大約32時間。

▲フィードフォワードマイクとフィードバックマイクのふたつのセンサーにより、効率的にノイズを集音する

▲ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM3」に搭載されたプロセッサーQN1と共通の技術を活用している

 

3. AMPS AIRファン待望のノイキャン搭載モデル

AMPS AIRの人気が高いだけに注目です。対応コーデ ックは、SBC、AACのほか、aptXにも対応。アンビエント機能も備えています(横尾さん)

SOL REPUBLIC
「AMPS AIR+」(2万4800円)

アメリカのオーディオブランド・SOL REPUBLIC AMPS AIRシリーズのノイキャン搭載モデル。チップはクアルコムのQCC5121を搭載。ディープな低音域、クリアで鮮明な中音域、高音域を実現している。再生時間は最大約22時間。

 

4. アースフレンドリーなマテリアルを使用

自然素材を使用しているため、暖かみを感じますね。個性を出すという意味でもポイントです。音質や機能面もハイレベルですよ(横尾さん)

MARLEY
「REDEMPTION ANC」(2万2800円)

再生可能な竹やおがくず、廃棄物からリサイクルされたREGRINDシリコンなど、地球環境に配慮した素材を使用。チップはクアルコムのQCC5124を採用し、周囲の音も取り込むアンビエント機能なども搭載。再生時間は最大約20時間。

 

5. Louis Vuittonイヤホンのベースモデル

価格はやや高めですが、実物を見ればその高級感に納得するはず。本体の模様は同じモノがふたつとないので、稀少性も高いです(横尾さん)

MASTER & DYNAMIC
「MW07 PLUS」(4万540円)

本体はハンドメイド製のアセテート素材、充電ケースは鏡のように磨き上げられたステンレス製と、高級感満点。Louis Vuittonから登場したイヤホンのベースにもなっている。外音も取り込めるアンビエント機能も搭載。再生時間は最大約40時間。

 

6. 音のバランスを最適化するリスニングケア搭載

リスニングケアは音量を上げがちな人にオススメ。最適なバランスで聴かせてくれるので、過度に音量を上げることもなくなるはずです(横尾さん)

ヤマハ
「TW-E7A」(1万6500円)

音量に応じて低音や高音など音のバランスを最適化するヤマハの独自技術「リスニングケア」を搭載。自然で聴きやすい音を再現する。チップはクアルコムのQCC5124を採用。再生時間は最大約28時間。

 

e☆イヤホン 秋葉原店
住所:東京都千代田区外神田4-6-7カンダエイトビル
営業時間:11:00 ~ 20:00
休日:年中無休

>> 【特集】モノ賢者の買い物リスト

本記事の内容はGoodsPress3月号34-35ページに掲載されています

 

(取材・文/GoodsPress編集部)


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