コロナウイルスの影響下でもiPhone9は今年前半に発売か〜クオ氏新予測

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中国を中心に広がり続ける新型コロナウイルスは製造業にも大きな影響を与えていますが、著名アナリストのミンチー・クオ氏は新しい調査メモにおいて、改めてAppleはiPhone SE 2iPhone9)を2020年前半に発売すると予想しています。

iPhone SE 2は7Pレンズを採用しない

米メディアMacRumorsが現地時間2月17日に入手したクオ氏の調査メモは、スマートフォン向けにカメラレンズを供給するサプライヤーについてのものでした。同メモにおいてクオ氏はiPhone SE 2についても触れており、次のように記しています。
 

Appleが2020年前半にリリース予定のiPhone SE 2は7Pレンズ(レンズが7枚構成となったもの)を採用しないため、7Pレンズの出荷数増には貢献しない。

 
iPhone8のリアカメラが6Pレンズであることを考えれば、同モデルをベースとした廉価版との噂のiPhone SE 2(iPhone9)が7Pレンズを採用しないのはむしろ当然でしょう。AppleはiPhone SE 2の価格を抑えるため、A13チップ以外の部品は前のモデルのものをできる限り流用すると報じられています。

Appleは業績の下方修正を発表

ただし新型コロナウイルスの蔓延が、iPhoneの製造に大きな影響を与えているのは確かです。Appleは現地時間2月17日に投資家向けのメッセージを公開し、2020年1月〜3月の業績が予測を下回る見通しと発表しました。理由として「iPhoneの製造と供給が制約」されていること、中国での「Apple Storeへの来店者数が減少」していることなどを挙げています。
 
したがって、多くの予想通りに3月にイベントが行われ、iPhone SE 2(iPhone9)が発表されたとしても、供給量が限定される可能性があります。さらに今年秋発売見込みのiPhone12の試作・開発にも遅れが生じているとの報道も出ています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:iGeeksBlog
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