パナソニックは同社が独自に開発したアンテナを搭載する完全ワイヤレスイヤホン3モデルを4月中旬に発売する。
ノイズキャンセリング機能搭載の有無などそれぞれ特徴は異なるが、いずれも新開発のアンテナで途切れが抑制され、またコンパクトサイズなのが特長だ。
・直径10ミリのドライバー
まず、ノイズキャンセリング機能を搭載した「EAH-AZ70W」は屋外で音楽を楽しんだり動画を視聴したりすることが多い人向け。ノイズキャンセリング処理にデジタル制御とアナログ制御の両方を活用することで精度を高めている。
また、完全ワイヤレスイヤホンとしては大きめの直径10ミリダイナミック型ドライバーを搭載し、豊かな低音を楽しめる。またドライバーの後ろに、空気の流れが最適になるように設計された音響構造のチャンバーのおかげで広帯域の再生が可能になるという。
別のモデル「RZ-S50W」にはノイズキャンセリング機能は搭載されているが、音響面ではEAH-AZ70Wに劣るようだ。「RZ-S30W」ではノイズキャンセリングを搭載していない。
・特許出願中の技術
3モデルに共通するのが、独自に開発したタッチセンサーアンテナの搭載だ。タッチセンサー部分や基盤部分をアンテナ化することでアンテナの表面積を確保でき、安定した接続性につながるのだという。この技術に関しては現在、特許を出願している。
加えて、左右のイヤホンがそれぞれ同時に受信する方式を採用していることも接続の安定を支えていて、音の途切れやラグを抑制できる。
また小柄な人や女性にとって嬉しいのが、小さな耳にもフィットするコンパクトさ。幅は17ミリ、重さはノイズキャンセリングありのモデルが7グラム、なしのモデルで4グラムと超軽量だ。イヤーピースもXS〜Lの4サイズから選べる。価格はオープン。
- Original:https://techable.jp/archives/118230
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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