12.9インチiPad Proの売り切れが続出、次期モデル発売の予兆?

12.9インチ iPad Pro
 
12.9インチiPad Proの売り切れが、海外のApple Storeで相次いでいます。新型コロナウイルスによる生産の遅れだけでなく、次期モデルの発売が近いためという可能性もある、とBloombergが報じています。

12.9インチiPad Proが各地で売り切れ

現地時間3月2日、AppleのWebサイトに、米ロサンゼルスのApple Storeで、12.9インチiPad Pro(Wi-Fiモデル)の512GBモデルが売り切れているほか、ニューヨークの複数のApple StoreでもiPad Proの複数モデルが売り切れている、とのレビューが書き込まれました。
 
12.9インチiPad Proの品薄は、アメリカの複数の主要都市をはじめ、オーストラリアやヨーロッパ各地でも確認されています。
 
12.9インチ iPad Pro
 
なお、本稿執筆時点(3月4日午前1時)で、日本のAppleオンラインストアを確認したところ、12.9インチiPad Proの配送予定は3月14日〜21日で、「在庫あり」となっている11インチよりも長くなっています。

ヨーロッパではiPhone11も売り切れ

複数のApple Store従業員はBloombergに、先週からiPad Proの在庫が少なくなっている、と語っているそうです。
 
Bloombergは、AirPods ProやカスタマイズしたMacの複数モデルの出荷が遅れているほか、Apple Watch Series 3、Apple Watch Series 5はAppleのオンラインストアで売り切れになっている、と報じています。
 
また、ヨーロッパの一部地域では、iPhone11も売り切れています。

iPad Proの品薄は新製品発売の予兆?

iPad Proなどの品薄は、中国を中心に感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による製造の遅れが原因、と考えられます。
 
しかし、Appleが新製品発売前に従来モデルの供給を絞り込むことによる品薄は時折発生していることから、今回の品薄は次期iPad Proの発売が近い予兆かもしれない、とBloombergは指摘しています。

2020年前半に発売と予測される次期iPad Pro

Apple関連の著名アナリストであるミンチー・クオ氏は、2020年の前半に次期iPad Proが発売される、との予測を発表しています。
 
噂されているように、Appleは3月末にイベントを開催し、次期iPad Proや「iPhone9(iPhone SE 2)」などの新製品を発表する可能性もありますが、新型コロナウイルス対策で、携帯電話業界最大の展示会MWCのように中止になるか、GoogleやAdobeのイベント同様、Appleのイベントもオンラインで開催される可能性もあります。
 
 
Source:Bloomberg
(hato)


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