新型コロナウイルスの感染懸念から、Appleが従業員に命じているアジア圏への出張制限により、iPhone12の発売が遅れる可能性がある、と台湾メディアDigiTimesが伝えています。
iPhone12の量産は1〜2カ月遅れる可能性
DigiTimesによれば、Appleは従業員のアジアへの出張制限を3月末までから4月末までへと1カ月延長したため、中国の生産施設での5G対応iPhoneの技術検証試験(EVT)に遅れが生じる見込みとのことです。
6月に新型iPhoneの量産を開始するため、EVTは3月末までに行われる予定でしたが、EVTの実施期間が1カ月ずらされることにより、量産は1〜2カ月遅れる可能性があるとされています。
「変更されたEVTのスケジュールを見ている限り、Appleの次世代iPhoneの発売は10月へと延期されるかもしれない」
今回の報道された内容は、先日のBloombergの記事とも一致します。
Appleサプライチェーンに独自の情報筋を持つ著名アナリストのミンチー・クオ氏は、iPhone12はすべて有機EL(OLED)ディスプレイ搭載、5G対応となり、5.4インチ、6.1インチ、6.7インチモデルが登場すると予測しています。
Appleは従業員のイタリアへの出張も制限
Appleは現在、従業員の中国、韓国、イタリアへの出張を制限しています。
イタリアでは、Apple Storeで催される無料講座Today at Appleセッションがすべての店舗で3月19日まで中止の措置が取られています。
Source:DigiTimes via MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-277513/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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