「調理ロボットサービス」を開発しているコネクテッドロボティクス株式会社は、駅そば自動ロボットによる店舗効率化を目指し、3月16日より、そばいちnonowa東小金井店にて実証実験を開始することを発表した。
・ロボット活用で作業効率アップ
同社は、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラム「JR東日本スタートアッププログラム」の採択企業。
同社とJR東日本グループは、「駅そば自動ロボットの開発による店舗効率化」と題して、調理ロボットに特化したAIや制御技術を活用し、駅そば業態をロボットテクノロジーで革新することで、人手不足の解決と味の均一化による飲食店の価値向上の実現を目指してきた。
・1時間に40食を生産
今回の実験では、そばロボットを実際に店舗で活用し、「生そばを茹でる、洗ってぬめりを取る、冷水で締める」という工程をアームロボットが自動で行うという。そばロボットを活用することで、店舗全体の約8時間分程度、従業員約1人分の作業量を代替することができ、人手不足の解消・従業員の負担軽減を実現することが可能に。
また、安定した美味しさの提供にもつなげることができる点や、壁面に設置するタイプのため、厨房機器上部からほとんどはみ出さず、狭小店舗でも導入できるというメリットもある。
ロボットの1時間あたりのそば生産量は、40食とのこと。
同社は、これまでにも「さまざまな皿をAIが自動的に識別して洗浄するロボット食洗システム」の開発などでも注目を集めてきており、今回のそばロボットも、人手不足が深刻化に伴う調理の省力化や自動化といった課題の解決策として、大きな期待が寄せられている。
- Original:https://techable.jp/archives/119151
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
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