Appleが3月13日までに中国本土の全てのApple Storeの営業を再開することが判明しました。新型コロナウィルスの流行により、1月に一部店舗の閉鎖から始まり、2月上旬には中国の全店舗を閉鎖していましたが、中国本土での流行が沈静化したことを受けて約2カ月で平常営業に復帰しました。
流行鎮静化の結果
Appleが中国本土でのApple Store全店再開を決定した背景には中国での感染者数増加がかなり抑え込まれている状況があります。日々の感染者数を見る限り、流行の中心はすでに中国からヨーロッパ、北米に移行している可能性が高く、中国でのApple Storeの再開も理解できます。
新型コロナウィルスの広がりはヨーロッパで深刻化しており、イタリアではすでに全てのApple Storeが閉鎖されています。今後の広がり次第では他のヨーロッパ諸国にも店舗閉鎖が広がる可能性も出てきました。また北米でも感染者数が1,500人以上に増加しており、Appleの業績にとって最も重要な地域で直営店が閉鎖される事態も想定されます。
ただ中国では約2カ月でApple Storeが通常営業に復帰したことは他の地域の目安にもなり得ます。今後、どのくらいの期間でコロナウィルスの脅威が去るのかは不明ですが、中国では2カ月で経済活動が日常へと戻りつつあるという事実は感染者が増加している地域での対策にも一定の影響を与えることになるでしょう。
Source:MacRumors
(KAZ)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-278382/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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