アップルは米国時間3月18日、Mac Miniに、より現実的な容量のストレージを搭載して発売することを発表した。ベースモデルのMac Miniの場合、従来のSSDストレージ容量は128GBだったが、256GBに拡張された。価格は8万2800円となっている。標準構成の上位モデルは、従来の256GBから512GBに増設され、価格は11万2800円だ。ただし、CPU、GPU、および標準搭載メモリは、それぞれ以前のモデルと同じままとなっている。
今回の変更はわずかなものだが、最も安価なMacとしては、歓迎すべきアップグレードと言える。新たな仕様で、Mac miniのプライスパフォーマンスは向上したものの、同じ価格帯のWindows PCと比較すると、まだまだ見劣りするスペックとなっている。
エントリーモデルのMac Miniは、3.6GHzクアッドコアの第8世代Intel Core i3プロセッサを搭載し、メモリは8GB、グラフィックはIntel UHD Graphics 630を採用する。標準設定の上位モデルは、3.0GHz(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)で6コアの第8世代Intel Core i5を搭載し、メモリは同じ8GBながら、SSDは512GBに増強されている。グラフィック機能も、エントリーモデルと同じだ。
両モデルとも、米国時間3月20日から出荷を開始する予定となっている。アップルは現在、新型コロナウイルスのパンデミックへの対応として、中国本土以外のすべてのApple Store実店舗を閉鎖しているため、同店舗でピックアップすることはできない。
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(翻訳:Fumihiko Shibata)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/03/19/2020-03-18-apple-updates-mac-mini-with-more-storage-options/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Matt Burns
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