韓国Samsungブランドのプロセッサは、2019年に世界市場シェアの14.1%に達し、Apple(13.1%)を追い抜いたことが明らかになりました。
1位は米チップメーカーQualcomm
Samsung関連情報に特化したメディアSamMobileが調査企業Counterpoint Researchから入手した報告書によれば、Samsungが世界チップ市場でAppleよりも多くのシェアを獲得し、世界第3位のブランドとなったとのことです。なお、1位と2位は米Qualcommと台湾MediaTekで、それぞれ33.4%と24.6%のシェアを占めるに至っています。
SamsungのSystem LSI部門は、「Exynos(エクシノス)」ブランドのもとチップ生産を行っています。Exynosチップは、Samsungデバイスだけでなく、中国ベンダーMeizuやVivoのデバイスにも幅広く使用されています。
最新Galaxy端末は「Exynos 990」を搭載
Samsungが最近発表したフラッグシップ機Galaxy S20、Galaxy S20+、Galaxy S20 Ultraには、System LSI部門の最新ハイエンドシステム・オン・チップ「Exynos 990」が搭載されています。
Exynos 990は7ナノメートル(nm) EUVを採用し、最大5,500MbpsのLPDDR5、120Hzディスプレイ、1.08億画素カメラに対応しています。Galaxy S20シリーズには、Snapdragon 865の一種も採用されていますが、Qualcomm製チップを搭載するデバイスの販売は中国、韓国、米国のみに限られています。
また、Samsungのミットレンジスマホの多くは、「Exynos 9611」「Exynos 980」を搭載しており、MediaTekやQualcomm製チップの採用はごく稀(まれ)にしか行われていません。
Source:SamMobile
Photo:Samsung
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-280136/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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