Foxconn、iPhone12の生産に必要な従業員数を確保

iPhone12pro concept svetapple colors
 
iPhoneの組み立てを担うFoxconnは、「季節的需要」に応えるのに必要な数の従業員を集めることに成功した、とNikkei Asian Reviewが伝えています。新型コロナウイルスの影響により従業員が足りない状態が続いていたFoxconnですが、順調な回復を見せているようです。

フル稼働まではまだ時間がかかるか

3月末までの通常営業の再開を目指していると報じられていたFoxconnですが、予定より先駆けて従業員の確保にこぎつけた模様です。
 
Foxconnは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため厳格な措置を徹底しており、合計55,000人の従業員がPCR検査、40,000人が胸部のレントゲン検査を受けたと伝えられています。
 
Foxconnは、今秋の新型iPhone発売に向け、7月以降に生産のピークを迎える見通しです。2月と3月のデバイスの生産台数はピーク時の約半分であったとされており、フル稼働まで持っていくにはまだ時間がかかるだろう、とNikkei Asian Reviewは予測しています。

iPhone12は予定どおり今年秋に発売か

今回の報道は、米メディアBloombergが先日報じたiPhone12は予定どおり今年秋に発売されるとの情報とも一致します。
 
Appleは、2月に中国の生産施設が営業停止となっている間にいくつかの新型iPhoneのテスト機を作ることに成功したとされていますが、サプライヤーの部品組み立てプロセスはまだ遅く、パーツがスムーズに生産されるようになるまではもう1カ月以上はかかるとみられています。
 
 
Source:Nikkei Asian Review
Photo:Svetapple.sk
(lexi)


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