例年通りであれば、今年秋に発売される「iPhone12」への搭載が見込まれる「A14」チップの量産開始時期が、当初予定の5月から、第3四半期(7月〜9月)後半へと延期されると、台湾メディア工商時報が報じています。
A14量産開始とiPhone12発売時期を延期?
同メディアがサプライヤーから得た情報によると、AppleはTSMCに生産を委託している、5ナノメートル(nm)プロセスによるA14チップの量産開始時期を延期、それに伴いiPhone12の発売も遅らせる決定を下した模様です。
AppleがA14の量産開始を遅らせる理由について工商時報は、中国のApple製品生産工場の従業員や生産能力の不足、関連チップの供給不安定などを挙げています。
COVID-19の影響による5Gへの移行遅れも原因か
また新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大による欧米や東南アジアなどでの都市封鎖で、第5世代移動通信(5G)インフラ整備が遅れ、世界各地の本格的な5Gサービス開始も年末から来年年初に遅れる見通しが高まっていることも、A14の量産開始延期、しいては5G対応であるiPhone12の発売延期の決定につながったと、同メディアは伝えています。
その影響で、TSMCへの第3四半期の5nm生産委託は3万枚以上減少し、TSMCの同四半期の売上高は前期比で1桁成長に下振れすると予測されています。
Source:工商時報(Google翻訳) via Y’s News
Photo:9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-280420/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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