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ロボット作りのエキスパート fuRo
掃除機作りのエキスパート パナソニック
最新の#次世代ロボット掃除機ルーロが誕生!
パナソニックのロボット掃除機「RULO」(ルーロ)が、新機能を搭載して大きく生まれ変わった。
しかし“しない家事”の筆頭家電であるロボット掃除機といえども、やはり不安はある。
そこでその進化した性能を徹底検証。開発陣が新モデルに込めた思いにも迫る。
家電ラボ 石井和美が徹底検証
次世代ルーロは
本当にしなくて大丈夫か?
「ロボット掃除機だけでキレイに床掃除できる」と謳って登場したルーロの新モデル。果たして本当に掃除をお任せにできるのか? 家電レビューのプロが、これまでにも多数の掃除機を試してきた家電ラボで、厳しく検証する。
パナソニック
ロボット掃除機 RULO
MC-RSF1000
オープン価格
業界最高クラス※1のレーザーセンサーを使用した空間認識技術レーザーSLAM※2を搭載。アクティブリフトで最大2.5㎝※4までの段差やラグも乗り越えて掃除してくれる。
家電ラボで6項目を検証しました!
今回の検証は、さまざまな生活家電のレビューを行っている家電ラボで行った。ソファやテーブル、ラグなどを配置した12畳のリビングダイニングを中心に、実際に掃除を任せる状況を想定して使用。動き方や吸引力、操作性を細かくチェックした。
検証 1
部屋中をしっかり網羅して掃除してくれるか?
まずは新モデルの最大の特徴である、移動パターンについて検証。部屋の間取りを正確に把握して移動できるか確かめてみた。起動後に気付いたのが、従来モデルがまず部屋全体の壁際を辿るように進むのに対して、新ルーロは細かくエリアを区切って掃除し始めること。スムーズに移動できる場所をすばやく把握し、効率よく移動した。「自己位置をきちんと認識し、まわりの状況を見ながら効率よく順番に移動しています。エリアを分割しながら細かく掃除していくので、ゴミの取りこぼしもほとんどありませんでした。ロボット掃除機は部屋の隅を掃除するのが苦手というタイプも多いのですが、念入りに掃除してくれるのでゴミがスッキリ取れています」
- 充電台からスタートすると、最初は家具がないエリアの壁際に沿って移動。約2畳の床をくまなく掃除した後に、ソファ周りに移動し、下や脚周りを丁寧に掃除した。ここの掃除が終わると、次のエリアに移動して掃除を繰り返す。
- 新搭載のレーザーSLAMが、素早く間取りを検知。半径8m先まで360°全方位を認識し※3、家具の位置や自己位置まで正確に把握する。
- 独自の三角形状で部屋の隅にもきっちりと入り込み、サイドブラシを使って細かな埃まで吸引。ゴミの取り残しがなく、キレイに掃除できた。
検証 2
ラグや部屋の敷居を越えて掃除できるか?
次にチェックしたのが、小さな段差をしっかり乗り越えて掃除できるか。従来のロボット掃除機はラグを引っ掛けたり、低い敷居を越えたりできず、思うように掃除してくれないこともある。こちらも新機能となっているアクティブリフトの実力を試してみると、想像以上の動きが見られた。「フロントのセンサーが段差を認識すると、本体前方がグイッと持ち上がります。約2㎝※4ほどある毛足の長いラグも、楽々と乗り越えられるようになりました。どの角度から入ってきてもしっかりと乗り越え、引っ掛かることなく掃除ができています。部屋の間にある敷居などの段差もスムーズに乗り越えてくれるので、複数の部屋の掃除も任せやすいですね」
- 薄いマットはもちろん、厚手のラグもセンサーで検知。しっかり乗り越えて掃除し、ラグの位置がずれることもなかった。
- リビングと廊下の間にある1.5㎝ほどの敷居も検知して乗り越える。複数の部屋を掃除させる際にも効果的なことがわかった。
- 移動中に前方の段差をセンサーで検知すると、その手前で本体の前部がグッと持ち上がる。そこから大きな車輪が力強く段差を乗り越え、再び前部が下がって掃除を進めていく。
検証 3
床にある物や家具を避けて掃除できるか?
ロボット掃除機を使っていて困るのが、床にある物にぶつかったり、動かしたりすること。帰宅後に軽い鉢植えや衣類などが、あちこちに移動しているなんてこともある。新ルーロはそんなも悩みも高性能センサーによって解消しているという。「家具に当たることがほとんどないので、軽い小さなゴミ箱でもぶつかって移動することがありません。掃除後でも物が移動することがなく、留守中でも安心して任せられます。動作音も静かな上に『ゴツン』とぶつかる音もないので、夜間でも掃除できます」
- ソファの細い脚周りも、スムーズに旋回して掃除。
- 植物の丸い鉢も正確に把握し、形状に沿って移動する。
- 家具に勢いよくぶつかることがないので、ゴツンという音が出ず、傷も付きにくい。
検証 4
部屋にあるゴミをしっかり吸引できるか?
掃除機である以上、ゴミをキレイに吸引できるかが最も気になるところ。微細な埃からペットなどの毛までしっかり吸い取れるのか、部屋の隅々まで掃除が行き届くのか確かめてみた。「サイドブラシが2個搭載されており、両方でしっかりとかき集めながら中央の回転ブラシで吸引していきます。毎回、掃除をした後は驚くほどごっそりとゴミがとれています。フローリングから絨毯までしっかり掃除できます。見えないゴミまで逃さないクリーンセンサーも搭載し、ハウスダストまで吸引してくれるのがうれしいです」
- 粒子が細かい砂状のゴミもクリーンセンサーが反応ししてキレイに吸引。
- やや大きめなコーヒーの粉も、サイドブラシがかき集めて吸い取った。
- 細い毛や糸状のゴミも力強く吸い込んでいく。
検証 5
バッテリーが持続して充電台まで戻れるか?
室内を正確に把握して、きっちり掃除できることがわかったら、今度は広いスペースを任せたくなるもの。バッテリー性能と、充電台にスムーズに戻れるか気になるところだ。「最大120畳分掃除できるバッテリー性能なので、広いスペースも短時間で掃除できるのが嬉しいですね。途中でロボット掃除機が迷ってしまい、うろうろと動き続け、バッテリー切れで途中で止まっている……ということは一度もありませんでした。いつも3部屋を掃除することが多いのですが、毎回全部屋を掃除して充電台に戻っています」
検証 6
外出先からでも監視や操作ができるか?
最近のロボット掃除機で標準的になってきたのが、スマホによる遠隔操作。気づいた時にすぐに起動したり、掃除状況を確認できたりする便利な機能で、こちらも専用アプリで対応している。「外出先から掃除結果のレポートをすぐに確認できます。掃除時間のほかに、『ゴミマップ』でゴミが多かったところが確認できて便利。スケジュール管理※5なども、スマートフォンで簡単にできました。また、入ってほしくない場所は1度に2カ所までエリア指定ができるので、留守中でも安心して掃除を任せられました」
Plus One
otomo機能で愛着が高まる?
新ルーロはユニークな機能も搭載。操作した人の足を認識し、一定の距離をおいて後ろを付いていき、5秒以上立ち止まった場所をスポットモードで掃除する。ペットのように付いてくる様子に、愛着を感じる人が増えそうだ。
評価
抜群の賢さでストレスフリー。
片付けせずに部屋中お任せにできる
前モデルと比較すると、2段階は進化した印象。段差がスムーズに上れるようになりました。以前はラグを片づけてから掃除をしていましたが、そういったひと手間がかからなくなり、軽々と乗り越えられるようになりました。また、部屋の間取りを認識する精度も上がり、隅々まで移動できています。
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000122702/
- Source:デジモノステーション
- Author:
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