発売されたばかりの12.9インチiPad Pro(第4世代)の分解レポートを、iFixitが動画で公開しました。新搭載のLiDARスキャナと、顔認証のTrueDepthカメラの違いを紹介しています。
LiDARスキャナとTrueDepthカメラを比較
新型iPad ProのiFixitによる分解レポートは、新型コロナウイルス(COVID-19)対策の外出禁止命令により、スタッフの自宅で撮影された動画によるレポートとなっています。
新型iPad Proで最も大きく進化したカメラとLiDARスキャナは、1つにまとめられていました。LiDARスキャナには、発光と受光用らしき2つのレンズが並んでいます。
LiDARスキャナとTrueDepthカメラの違いを、赤外線カメラを使って比較しています。
まずは、LiDARスキャナで猫をとらえます。TrueDepthカメラと比べると大きなドットが、まばらに並んでいるのが分かります。
LiDARスキャナを人物の模型に向けると、顔に当たるドットが10個程度であることが分かります。
顔認証用のTrueDepthカメラを人物模型に向けると、非常に細かいドットが高密度に照射されていることがわかります。
この違いは、LiDARスキャナが屋内外で最大5メートル離れた対象の認識に使われるのに対して、TrueDepthカメラはユーザーの顔を高精細に認識し端末のロックを解除する、という役割の違いによるものと考えられます。
バッテリー容量は2018年モデルと同じ
新型の12.9インチiPad Proに搭載されているバッテリーの容量は、2018年モデルと同じ36.59Whでした。
iFixitは、新型iPad Proの修理しやすさを10点満点中3点と評価しています。
iFixitによる動画はこちらでご覧ください。
Source:iFixit/YouTube
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-280957/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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