新型コロナの「食」への脅威を乗り越える! テイクアウトサービス3社連携支援

定額制テイクアウトアプリ「POTLUCK(ポットラック)」を運営するRYM&CO.と、モバイルオーダー&ペイアプリ「Picks(ピックス)」を運営するDIRIGIO、そしてフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営するコークッキングの3社が共同宣言を発表。

サービスの垣根を越え、新型コロナウィルスの影響を受けている飲食店や食事に困る人達をつなぐことで、両者の課題解決に取り組んでいく構えだ。

ただし、今回の取り組みは外出を推奨するものではなく、飲食店の営業休止や食品買い占めにより、今後出てくると思われる食事に困る人達を対象とした取り組みとのこと。

共同宣言の背景

多大な影響を受けている業界のひとつに飲食業界がある。株式会社シンクロ・フードが運営する飲食店に特化したリサーチサービス「飲食店リサーチ」は、飲食店.COM会員(首都圏の飲食店の割合73.0%)を対象に2020年3月16日~2020年3月18日にインターネット調査を実施。

新型コロナウィルスの影響が出始めた今年2月と昨年2月の売上を比較したところ、「減った」という回答が60.0%、「増えた」という回答が24.3%であった。

このような状況のなか、経営悪化の打開策として新たにテイクアウトでの食事の提供を開始した店舗が多くあるという。しかし、個々の店舗での情報発信には限界があり、テイクアウトできる店だという認知度がなかなか上がらないという課題が浮上。

一方スーパーなどでは、食品の買い占めによる品薄状態が発生。これが続けば食事に困る人々が出てくる可能性があるだろう。

そこで3社は、新型コロナウイルスの影響を受ける飲食店と食事に困る人をつないで、両者の課題を解決すべく動き出したのだ。

Twitterで拡散

3社は今後いくつかの取組みを考えているようだが、まず皮切りとして、Twitterを活用した情報拡散を支援する。Twitterで「#テイクアウトしよう」とハッシュタグを付けて投稿されたお店やテイクアウトメニューの紹介を拡散し、テイクアウトを開始した飲食店の認知獲得を支援するという。

ちなみに、テイクアウトに関するプラットフォーム(ウーバーイーツや出前館など)の利用の有無に関わらず、3社の公式Twitterアカウントが拡散するとのこと。

以前、Techableでも取り上げた株式会社コークッキングの代表取締役社長 川越一磨氏は、「様々な事情で外出自粛が止むを得ず出来ない方や、食品ロスに悩む飲食店や食品小売店の皆様を、引き続き応援しています」とコメントしている。

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